Seesaa お金ないんでルール読んで妄想遊戯

2013年12月12日

『コインエイジ』 11日間限定のキックスターター

追記：
日本語版『コイン・エイジ』がアークライト経由で国内発売されるそうです。

印刷すれば遊べる無料版はBGGおよびDropboxで公開中。

Coin Age - A PAY-WHAT-YOU-WANT area control microgame by Michael Mindes － Kickstarter

2人専用の陣取り『コインエイジ』がキックスターターで資金を調達しています。
内容物は小さく、海外送料こみの値段が安く、しかもルール分量も少ない。
そして何より、斬新なゲームシステムとくれば注目しない理由がありません。

【内容物について】

なんと内容物は胸ポケットに入る、このカードだけ。
あとは『コインエイジ』という題名の通り、硬貨が何枚か必要です。
キックスターターでの合計金額が17500ドルに届けば、厚紙性の専用コインが付きますよ。
硬貨の大きさは国によって違うので、これは是非とも欲しいですね。

【送料込みの値段】
世界中どこでも、1つ3ドルで発送してくれます。
ただ、印刷して発送作業を行って3ドルでは利益がほとんどないでしょう。
5ドルあれば嬉しいと作者は控え目に主張していますが、別に5ドルでなくても構いません。
余裕のある範囲で出せばいいのです。

5ドル出すのもやぶさかではありませんが、支払い方法がAmazon Paymentsしかないのが残念。
ペイパルに対応してませんか、そうですか。
うーん、個人的にはアカウントはもう増やしたくないんですよねぇ。
IDとパスワードを忘れて使えなくなったけど、再発行手続きが面倒で放置のパターンしか見えないので。

【ゲームのルール】
大きさと額面の異なる4種類の硬貨を使った陣取りです。
ゲーム終了時に、より多くの勝利点を獲得していたプレイヤーが勝利します。

テーブルの中央にマップカードを置きます。
各プレイヤーは以下の硬貨を受け取り、自分の銀行に置きます。

10セント硬貨（4枚）
1セント硬貨（3枚）
5セント硬貨（2枚）
25セント硬貨（1枚）

次にコイントスをして、どちらのプレイヤーが「表」か「裏」かを決めてください。
（ゲーム中、マップ上に硬貨を置く際は、自分の担当する向きで配置）
表のプレイヤーが先手番になります。

自分の手番になったら、まずステップ1-3を行います。

自分の銀行にある硬貨をそれぞれ1枚ずつ取り
手の中で硬貨をガシャガシャと混ぜ
叩き付ける!!!

テーブルに叩き付けた硬貨の面を（裏か表か）を見てください。
自分が表プレイヤーなら表の枚数、裏プレイヤーなら裏の枚数を数えましょう。
向きの一致した枚数によって、手番で行えるアクションが変わるのです。

4枚とも一致していれば一番上の、逆に1枚も一致していなければ一番下のアクションですよ。
各アクションに書かれている数字は、1回の手番で行える「最大数」です。
アクションの一部、もしくは全部を行わなくても構いません。
「and」が書かれている2つのアクションは、どちらから行うか自由に選べます。

Place ＝配置
自分の向きと同じだった硬貨から1枚選んで、マップ上の空き地（まだ硬貨の置かれていない土地）に置きます。
もしくは
選んだ硬貨のランクが上（直径がより小さい）ならば、マップに配置済みの硬貨に重ねて置けます。

ローマ数字が小さくなるほどランクは上がる。

どちらにせよ、自分の硬貨だと分かるように表プレイヤーは表向きで、裏プレイヤーは裏返しで置いてください。

Pay ＝支払い
自分の向きと同じだった硬貨1枚を、相手プレイヤーの銀行に送ります。
つまり「Pay 1 to Place 3」は、自分の硬貨1枚を相手に支払って、残りの3枚を配置するアクションです。

Move = 移動
土地1ヶ所にある硬貨を全て、隣接する空き地に移し換えます。

Capture ＝捕獲
土地1ヶ所から硬貨を1枚取って、自分の銀行に持ってきます。
硬貨が積み重なっている場合、持ってくるのは一番上の1枚です。

【ゲーム終了】
2つある条件のうち、片方を満たしたら即座にゲームが終了します。