2014年01月09日

『パレード』 シュミット・シュピーレ版

アリスでも不思議の国でもないパレード。

Parade_Schmidt.png

シュミット・シュピーレが『パレード』の新版を2014年1月に発売します。
元々は、不思議の国のアリスをテーマにした国産カードゲームなんですよ。
シュミット版は色と数字だけのシンプルなデザインになってますが。

さて、この『パレード』ですが、2007年に同人サークル・骨折ゲームズがゲームマーケットで少数販売。
翌2008年にグランペールが商業製品として流通させ、一気に知名度が上がりました。


グランペール版(2008年)

そしてZ-MANゲームズが2010年と2013年に海外版を発売。
2010年の英語版は、グランペール版のカードデザインを踏襲。
2013年の英仏語版はデザインが全面的に新しくなりました。


Z-MAN版(2010年)


Z-MAN版(2013年)

今年2014年、シュミット・シュピーレが新生『パレード』を発売します。
カードの見た目が大きく変わりましたが、ルールに変更はないとのこと。
ただし従来の『パレード』にはなかった一工夫が加わってるんですよ。

Parade_Schmidt_numberstrip.png

並んでいるカードの下にある、灰色で横長の帯(Number Strip)に注目。
『パレード』は、場に並ぶカードの枚数がとても重要なカードゲームです。
遊んだ人なら分かると思うのですが、場札の枚数が増えると確認のために数え直す手間も増えます。
正直な話、これが結構面倒くさいんですよねー。
しかし、この帯があれば必要な数字が一目で分かる、非常に優れた改良と言えましょう。

自分はグランペール版を持ってますけど、この一工夫のためだけにシュミット版を買おうかと思っています。
どこかが安価で国内流通してくれかが問題なのですが……
シュミット製品ならメビウスが取り扱ってくれるんじゃないかなあと。


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2013年販売数ベスト20 メビウスが発表

2013年販売数ベスト20 - メビウスおやじ

2013年のメビウスゲームズの販売実績です。参考までに2009年以降の順位も一緒に掲載しています。

当ブログでは2013年の売り上げベスト20だけ取り上げます。
20のうち18作品がメビウスによる日本語版ですよ。
言語依存のないゲームでも、やっぱり日本語で書いてると手に取りやすいんですねえ。
  • 言葉の壁を乗り越えた2作品には目印としてを付けてみました。
  • 価格、年齢、人数、時間を補足したので参考にしてください。
  • 3000円前後する比較的高めのゲームは価格をにしてあります。
ただし価格は、税抜きの「小売希望価格」です。
現在の販売価格は画像をクリックして確認してください。



第1位 ワードバスケット

価格: ¥ 1,500
年齢: 10歳以上(6歳以上のルールもあり)
人数: 2-8人
時間: 10分

第2位 ニムト

価格: ¥ 1,000
年齢: 8歳以上
人数: 2-10人
時間: 30分

第3位 ごきぶりポーカー

価格: ¥ 1,800
年齢: 8歳以上
人数: 2-6人
時間: 20分

第4位 ぴっぐテン

価格: ¥ 1,500
年齢: 6歳以上
人数: 2-8人
時間: 15分

第5位 カルカソンヌ

価格: ¥ 3,200
年齢: 8歳以上
人数: 2-5人
時間: 30分

第6位 おばけキャッチ

価格: ¥ 1,800
年齢: 8歳以上
人数: 2-8人
時間: 20-30分

第7位 ハゲタカのえじき

価格: ¥ 1,500
年齢: 8歳以上
人数: 2-6人
時間: 15分

第8位 ヒューゴ(ミッドナイトパーティ)

価格: ¥ 2,800
年齢: 7歳以上
人数: 2-8人
時間: 30分

第9位 ガイスター

価格: ¥ 2,800
年齢: 8歳以上
人数: 2人
時間: 10-20分

第10位 お邪魔者

価格: ¥ 1,500
年齢: 8歳以上
人数: 6-10人
時間: 30分

第11位 チャオチャオ

価格: ¥ 2,400
年齢: 8歳以上
人数: 2-4人
時間: 20-25分

第12位 ゲシェンク

価格: ¥ 1,500
年齢: 8歳以上
人数: 2-5人
時間: 20分

第13位 ボーナンザ

価格: ¥ 1,500
年齢: 12歳以上
人数: 3-5人
時間: 45分

第14位 コロレット

価格: ¥ 1,500
年齢: 8歳以上
人数: 3-5人
時間: 30分

第15位 いかさまゴキブリ

価格: ¥ 1,800
年齢: 7歳以上
人数: 3-5人
時間: 15-25分

第16位 お先に失礼しま〜す

価格: ¥ 1,800
年齢: 8歳以上
人数: 2-4人
時間: 20分

第17位 マンマミーア

価格: ¥ 1,500
年齢: 10歳以上
人数: 2-5人
時間: 40分

第18位 ヘックメック

価格: ¥ 2,000
年齢: 8歳以上
人数: 2-7人
時間: 20-30分

第19位 サンファン

価格: ¥ 2,800
年齢: 10歳以上
人数: 2-4人
時間: 45-60分

第20位 京都

価格: ¥ 1,800
年齢: 8歳以上
人数: 1-4人
時間: 20-30分



なるほど、どれも納得の定番ばかりです。
子供向け、ファミリー向けのゲームがほとんどの中で、第19位の『サンファン』は頑張ってますね。

そして12月に発売された『京都』が、年間売り上げの第20位に入ってるのは驚きました。
頒布会で事前にある程度は捌けたにせよ、それにしてもスゴイ。
やはりメビウスによるクニツィア初来日イベント、京都にヒントを得てオリジナル作品の発売のインパクトが強かったのでしょうか。

参照リンク:
メビウス20周年とクニツィア来日
クニツィア来日講演の動画 (メビウスゲームズ20周年記念パーティー)
『京都(仮題)』 クニツィア新作、メビウスゲームズから
メビウスゲームズ新作 『京都』 ルール説明動画
posted by okanenainde at 00:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする