
シュミット・シュピーレが『パレード』の新版を2014年1月に発売します。
元々は、不思議の国のアリスをテーマにした国産カードゲームなんですよ。
シュミット版は色と数字だけのシンプルなデザインになってますが。
さて、この『パレード』ですが、2007年に同人サークル・骨折ゲームズがゲームマーケットで少数販売。
翌2008年にグランペールが商業製品として流通させ、一気に知名度が上がりました。
グランペール版(2008年)
そしてZ-MANゲームズが2010年と2013年に海外版を発売。
2010年の英語版は、グランペール版のカードデザインを踏襲。
2013年の英仏語版はデザインが全面的に新しくなりました。

Z-MAN版(2010年)

Z-MAN版(2013年)
今年2014年、シュミット・シュピーレが新生『パレード』を発売します。
カードの見た目が大きく変わりましたが、ルールに変更はないとのこと。
ただし従来の『パレード』にはなかった一工夫が加わってるんですよ。

並んでいるカードの下にある、灰色で横長の帯(Number Strip)に注目。
『パレード』は、場に並ぶカードの枚数がとても重要なカードゲームです。
遊んだ人なら分かると思うのですが、場札の枚数が増えると確認のために数え直す手間も増えます。
正直な話、これが結構面倒くさいんですよねー。
しかし、この帯があれば必要な数字が一目で分かる、非常に優れた改良と言えましょう。
自分はグランペール版を持ってますけど、この一工夫のためだけにシュミット版を買おうかと思っています。
どこかが安価で国内流通してくれかが問題なのですが……
シュミット製品ならメビウスが取り扱ってくれるんじゃないかなあと。












