2019年10月06日

『Herrlof(ヘルロフ)』 2人用トリックテイキング(3人用ルールあり)

Herrlof.jpg

本日はBGGから『Herrlof』を紹介します。
2020年3月に発売予定がある2人用のトリックテイキングです。
次のバイキング王を目指して、先に50点以上を獲得するのが目的です。

Herrlof English rulebook

以下、意訳。





Herrlof
2人、30-45分、10歳以上
(3人用の選択ルールあり)


【概要】
誰かが50点以上に達した時にゲームが終わり、最も点数の高いプレイヤーが勝利します。
トリックに勝ったり、ボーナスによって点数を得ていきます。
1ゲームは最長で10ラウンドを行います。
ただし、10ラウンドもかからずに終了する場合がほとんどでしょう。


【準備】
各プレイヤーは用紙の束から、予想や点数を記録するための用紙を1枚ずつ受け取ります。
1ラウンド目のディーラーをランダムに選びます。
以降はラウンド毎にディーラーを交代していきます。


【ゲームの流れ】
1ゲームはラウンドを繰り返します。
各ラウンドの流れは以下の通りです。

1)カード15枚を配る
2)切り札を決める
3)点数を予想する
4)トリックを戦う
5)予想を公開して点数を計算する



1)カード15枚を配る
ディーラーはカード42枚をシャッフル、各プレイヤーに15枚ずつ配ります。
残った12枚は裏向きの山札として、内容を見ることなく脇に置いておきます。
訳注:おそらく数値1から9が4色=36枚、「h」と「ヴァルクヌート」が各3枚、合計42枚)


2)切り札を決める
ディーラーは山札の一番上にある1枚を表向けます。
そのカードの色が現ラウンドの切り札になります。
表向けたカードが「h」か「ヴァルクヌート」なら切り札なしです。

Herrlof_h.jpg Herrlof_Valknut.jpg
h(左)とヴァルクヌート(右)


3)点数を予想する
各プレイヤーは手札として配られたカード15枚を見て、自分が何トリック取れそうかを予想します。
用紙に予想を書き込み、伏せて置きます。
予想の書き換えはできませんし、対戦相手に予想を見せてもいけません。


4)トリックを戦う
ディーラーの左隣に座るプレイヤーが、手札から1枚選んで、1トリック目のカードを最初にプレイします(リードプレイヤーによるリード)。
続くプレイヤーは、リードと同じ色のカードが手札にあれば、その中の1枚を必ずプレイします(マストフォロー)。
同じ色のカードがなければ、何でも良いので1枚を選んでプレイします。

注意:
ただし同じ色のカードがあっても「h」か「ヴァルクヌート」は常にプレイできます。
もしリードで「h」か「ヴァルクヌート」がプレイされたなら、続くプレイヤーはどのカードでもプレイできます。

各トリックの勝者は1人だけです。
・切り札がプレイされた場合:より数値の高い切り札のプレイヤーが勝ちます。

切り札がプレイされなかったら……
・同じ色のカードがプレイされた場合:より数値の高いカードのプレイヤーが勝ちます。
・違う色のカードがプレイされた場合:(カードの数値を問わず)リードプレイヤーが勝ちます。

トリックの勝者はプレイされたカード2枚を取り、重ねて自分の脇に置きます。
今の時点で何トリック勝っているのかが分かるように置いてください。
直近のトリックのみカード内容を見ても構いませんが、それより前のものは何がプレイされたかを確認してはいけません。

トリックの勝者が、次トリックのリードプレイヤーになります。
ただし特殊カードの効果により、リードプレイヤーが変わる場合があります(後述)。


5)予想を公開して点数を計算する
手札を全てプレイしたら、各プレイヤーは予想を公開します。
勝ったトリック1つにつき1点を得ます。
「予想した数=勝ったトリック数」なら、ボーナスで10点を得ます。
勝ったトリック数が3・4・5のいずれかなら(予想した数に関係なく)ボーナスで5点を得ます。


【ゲーム終了】
点数を計算した後、少なくとも1人が50点に達していればゲーム終了です。
最も点数の高いプレイヤーがゲームに勝利します。
同点の場合、予想ボーナスをより多く得ていたプレイヤーが勝利します。
それも同じなら最後のラウンドで、より多くトリックに勝ったプレイヤーが勝利します。
まだ同じであれば、勝利を分かち合います。


【特殊カード】
Herrlof_Valknut.jpg
「ヴァルクヌート」は、そのトリックを破壊します。
つまりプレイされたカードを2枚とも、現ラウンドから取り除きます。
これにより、現ラウンドのトリック数が「1」少なくなります。
1トリック中に「ヴァルクヌート」が2枚プレイされた場合、即座に山札から1枚を表向け、切り札を新しく書き換えます。


Herrlof_h.jpg
「h」は他のどのカードよりも低いものとして扱います。
そのトリックに負けたプレイヤーが、次トリックのリードプレイヤーになります。
1トリック中に「h」が2枚プレイされた場合、リードプレイヤーがそのトリックに勝ちます。


「1」をプレイしてトリックに勝った時、対戦相手から1トリックを奪うことができます。
(対戦相手が1トリック以上勝っていれば)


「3」をプレイした時、山札からカード1枚を引き、手札に加えることができます。
カードを引いたら、手札から1枚を選んで山札の底に戻します。
たった今引いたカードを戻しても構いません。


「6」をプレイしてトリックに勝った時、対戦相手の手札からランダムにカード1枚を引き、手札に加えることができます。
カードを引いたら、手札から1枚を選んで対戦相手に返します。
たった今引いたカードを返しても構いません。


「9」をプレイしてトリックに勝った時、対戦相手が次トリックのリードプレイヤーになります。


【3人用ルール】
毎ラウンド、各プレイヤーに手札としてカードを11枚ずつ配ります。
特殊カードの「対戦相手」を「対戦相手の1人」と読み替えます。
また特殊カード「9」の効果が以下のように変わります。

「9」をプレイしてトリックに勝った時、左隣に座るプレイヤーが次トリックのリードプレイヤーになります。

推奨:
ゲームの終了条件を50点ではなく、40点にすると良いでしょう。





参照リンク:
『Poker Squares(ポーカー・スクウェアズ)』 ポーカー役でビンゴ
『Más-Menos(マス・メノス)』 勝利条件がコロコロ変わる2人専用トリックテイキング
『Foreknowledge(予見)』 非対称の2人専用トリックテイキング
『Three Pips(3ピップス)』 相手のダイスと連番を作る2人専用ゲーム
『10 by 10(10×10)』 無料の2人専用PnPゲーム
『4 Warlords(四戦将)』 2人専用のトランプ遊び
『40 Barrels of Beer(40樽のビール)』 記憶と運の2-4人用トランプ遊び
『30 Points(30点)』 3人専用のトランプ遊び
『3 on 3』 無料の2人専用アブストラクト
『Disloyal Royals(ディスロイヤル・ロイヤルズ)』 無料の2人専用トランプ遊び
『The Red Masque(赤の仮面舞踏会)』 無料の正体隠匿系カードゲーム
『SHŌBU(勝負)』 2人専用アブストラクト

『13 Sheep(13匹の羊)』 無料の紙ペンゲーム
『13 Sheep(13匹の羊)』 シートジェネレーター

posted by okanenainde at 03:50| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする