本日はBGGから『
Short Zoot Suit』を紹介します。
通常のトランプ1組で遊べる2-4人用トリックテイキングです。
熊たちのハリウッドである "Bollywood" を舞台に、一頭の熊として
ズートスーツを格好良く着こなしましょう。
【準備】人数に合わせて、通常のトランプ1組から以下のカードを配ります。
・2人
1-9を4スート。
シャッフルして、4枚を除き、配り切ります(計36枚中32枚)。
・3人
1-13を4スート。
シャッフルして、1枚を除き、配り切ります(計52枚中51枚)。
・4人
1-13を4スート。
シャッフルして配り切ります(計52枚中52枚)。
直近で短編映画を観た人が、第1ラウンドのスタートプレイヤーになります。
スタートプレイヤーは最初のトリックでリードを行います。
【ゲームの特徴】自分だけの山札を上手く使い、トリックに勝った数と同じだけショート(ディスカード)するトリックテイキングです。
【ゲームの流れ】ラウンドの始めに、各プレイヤーは自分の手札からカード5枚を選びます。
選んだ5枚をシャッフルし、自分専用の「個人山札」として、自分の前に置きます。
各トリックの始め、リードプレイヤーがリードする前に、各プレイヤーは個人山札から1枚引いて手札に加えても構いません(任意)。
その後、誰かの(個人山札ではなく)手札が0枚ならラウンド終了です。
トリックテイキングとしては、切り札なしのマストフォローです。
リードスートの中で最もランクの高い1枚がトリックに勝ちます。
トリックの勝者はリードスートのカードを全て取ります。
リードスート以外のカード、つまりフォローできなかったディスカードは表向きのまま、出したプレイヤーの前に「ショートの山」として置きます。
例)
ベアリン・モンローはハート5でリード。
ベアリル・ストリープはハート7でフォロー。
オードリー・ヘプベアーンはハートがないのでクラブ3をプレイ。
オードリーは(ディスカードした)クラブ3を取り、自分のショートの山に置く。
ベアリル・ストリープはリードスートの中で最も高ランクをプレイしたのでトリックに勝つ。
【得点計算】ラウンドが終わったら得点計算を行います。
勝ちトリックとショートのペアごとに+3点です。
ペアになっていない勝ちトリックまたはショート1つにつき-1点です。
例)
勝ちトリック1とショート1:1ペアで+3点。
勝ちトリック3とショート2:2ペアで+6点、過剰な勝ちトリック1で-1点、計+5点。
勝ちトリック1とショート6:1ペアで+3点、余ったショート5で-5点、計-2点。
勝ちトリック4とショート0:過剰な勝ちトリック4で-4点。
勝ちトリック0とショート2:過剰なショートで-2点。
【中級得点】基本の得点計算に加え、ショートの山にあるスートの種類で得点します。
・1種類:+1点
・2種類:+2点
・3種類:+5点
・4種類:+10点
例)
ショートの山にスペード2枚とハート1枚:スート2種類で+2点。
ショートの山にスペード・ダイヤ・ハート・クラブが各1枚:スート4種類で計+10点。
ショートの山が0枚:追加点なし。
【上級得点】基本と中級の得点計算に加え、ショートの山にある「最低ランク-5」を得点します。
例)
ショートの山に3と5:3-5=-2点。
ショートの山に10と8:8-5=+3点。
ショートの山が0枚:0-5=-5点。
【ラウンド終了】プレイヤーの人数と同じ回数のラウンドを行います(例:3人なら3ラウンド)。
現ラウンドのスタートプレイヤーの左隣が、次ラウンドのスタートプレイヤーになります。
【ゲーム終了】最終ラウンドが終わったら、合計得点が最も高いプレイヤーの優勝です。
同点であれば好きな映画を作者である私、テイラーにメールしてください!
taylorereiner@gmail.com
優勝者を決定します。
参照リンク:『ディーラーのジレンマ(Dealer's Dilemma)』 3人専用トリックテイキング『Lobo(ロボ)』 1人専用カードゲーム『La Vetrina(ラ・ヴェトリーナ/ショーケース)』 2人専用トリックテイキング『コピーライト』 3人専用トリックテイキング『コインズ』 メイフォローの3人専用トリックテイキング
posted by okanenainde at 00:00
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