
本日はBGGから『テラミスティカ:革新の時代』 のファン拡張勢力を紹介します。
本家テラミスティカの4勢力を革新の時代用に落とし込んだものです。
Four Fan Factions (Terra Mystica adaptations)
Alchemists(アルケミスト)

ゲーム開始時、アルケミストは金融分野で1レベル進み、任意の本1枚を得ます。
アルケミストは資源を変換するのと同じ方法で、1勝利点を1コインに何度でも変換できます。
スコップを使うたびに、アルケミストは(スコップ1本ごとに)2パワーを得ます。
Magicians(マジシャン)
(訳注:何故かカオスマジシャンではなく「マジシャン」)

ゲーム開始時に最初の工房を置くとき、マジシャンは工房を1つだけ置きます。この工房は他のすべての勢力が配置を終えた後で置きます。修道士がいるなら行動順に従って置きます。2つ目の工房を配置しないので、最初の資源が道具駒1個分、他の勢力よりも少なくなります。
(中立を含む)学校または大学を建設するたびに、追加で任意の能力タイル1枚(訳注:計2枚)を得ます(通常通りに対応する分野のレベルを進めたり本を得たりします)。
Conspirators(陰謀家)

ゲーム開始時、陰謀家は任意の本1枚を得ます。
能力タイルを得るたびに、陰謀家は(能力タイル1枚ごとに)3コインを得ます。
(中立を含む)宮殿を建設するたびに、その宮殿タイルによる能力に加え、即座に(そして1回だけ)、任意の能力タイル1枚を得ます(通常通りに対応する分野のレベルを進めたり本を得たりして、さらに3コインを得ます)。
Wisp(ウィスプ)

ゲーム開始時、ウィスプは道具駒1個を得ます。
(中立を含む)ギルドを建設するたびに、その新しいギルドに直接隣接する地形ヘクス1つを(無料の)1スコップで地形改造できます。ただし本家テラミスティカのウィスプとは違い、必要なら道具駒を支払ってスコップの数を増やし、(拠点地形ヘクスになれば)建設コストを支払ってそのヘクスに工房を建設できます。
(中立を含む)宮殿を建設するたびに、その宮殿タイルによる能力に加え、即座に(そして1回だけ)、計画ディスプレイから工房駒を1個取り、ゲームボード上で空いている任意の拠点地形ヘクスに無料で置きます。この能力は宮殿タイル16番と同じように機能します。このヘクスが到達可能範囲内にある必要はありませんが、この時点でこのヘクスを地形改造することはできません。これは建設と見なされるので、得点をもたらしたり、隣接している他勢力にパワーをもたらしたりすることがあります。
参照リンク:
『テラミスティカ』 コンテスト入選作「陰謀家」
『テラミスティカ』 コンテスト入選作「ウィスプ」
テラミスティカ:革新の時代 日本語版 - 駿河屋