2010年02月25日

Power Kitty!

現在ヤフオクに出品されている中にパンデミック作者と気になる一文が。興味を惹かれてのぞいてみると、『パンデミック』の作者マット・リーコックと、その娘による共作とあります。

 これほどの注目要素があるにもかかわらず、アメリカの1つのサイトでしか取り扱いがなく、BGGにも登録されていません。

以前紹介した『The Game Crafter』の商品でした。ルールが公開されているので簡単に訳してみまししょう。


【概要と目的】
2〜6人用で、対象年齢は4歳以上のカードゲーム。目的は一番早く手札をなくすことです。


【準備】
1.カードをまとめて良く切り、各プレイヤーに手札として7枚ずつ配ります。

2.残ったカードは山札にして卓中央に置きます。

3.山札の一番上のカードをめくって、山札の横に表向けに置きます。ここが捨て札置き場になります。
めくったカードが虹カード殺虫剤カード(後述)であれば、山札の中に戻して新しく1枚めくり直します。これを虹か殺虫剤以外のカードが出るまで続けます。

4.誕生日が来るのが一番近い人がスタートプレイヤーになります。


【手番になったら】
2つの選択肢のうち、いずれかを行えます。

・手札から1枚選んで捨て札置き場に表向きで出します。ただし、捨て札置き場の一番上のカードと色か動物が同じでなければいけません。

例: 捨て札置き場の一番上のカードが赤い犬なら、赤いカード犬のカードを出すことができます。

・手札にある特殊カードを出します。(後述)

カードを出せない/出したくない場合は、山札から1枚引きます。引いたカードを出せるなら、直接捨て札置き場に出せます。(上の例で言うと、赤いカードか犬のカード。あるいは特殊カード)

手札からカードを1枚出すか、山札から1枚引くかしたら、左隣のプレイヤーに手番が移ります。これを繰り返し、一番早く手札を出し切ったプレイヤーがゲームの勝者になります。


【特殊カード】
Skip
PowerKitty_Skip.JPG
スキップカードは、他のスキップカードか、同じ色のカードの上に出せます。これが出たら次のプレイヤーは手番を飛ばされてしまいます。2人プレイ時は、出したプレイヤーが連続して手番を行うことになります。

Bug!
PowerKitty_Bug.JPG
虫カードは、どんなカードの上にでも出せます。ですが、虫カードの上には殺虫剤カードしか出せません。場合によっては、プレイヤーたちが山札を引き続けることになるでしょう。

Bug Spray
PowerKitty_BugSpray.JPG
殺虫剤カードは、虫カードを含めて、どんなカードの上にでも出せます。出したプレイヤーは、次の色を指定します。次のプレイヤーは、指定された色のカードか特殊カードを出すことになります。

Rainbows
PowerKitty_Rainbow.JPG
虹カードは、虫カード以外なら、どんなカードの上にでも出せます。出したプレイヤーは、次の色を指定します。次のプレイヤーは、虹カードに書かれた数と同じ枚数のカードを山札から引いて、手番が終了します。その次のプレイヤーは、指定された色のカードか特殊カードを出すことになります。

Power Animals
PowerKitty_PowerAnimals.JPG
パワーアニマルカード(猫、犬、ネズミ、ウサギの4種)は、虫カード以外なら、どんなカードの上にでも出せます。出した後に追加で、同じ種類の動物カードを何枚でも手札から出せるのです。

例: 猫のパワーカードを出したら、手札にある猫カードを全て捨て札置き場に出せます。

パワーアニマルカードを出したプレイヤーが、追加で動物カードを出さなかった場合、左隣のプレイヤーが同じ種類の動物カードを何枚でも出せます。

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posted by okanenainde at 07:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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