2014年02月26日

ハコむら (Village in a Box)

1ゲーム15分の箱庭系マイクロ(小型)ゲーム。

Village in a Box_box.png

今回紹介するマイクロゲームは『Village in a Box』です。
元々はゲームクラフターに登録していたゲームですが、2014年2月中旬にキックスターターでの資金集めに成功しました。

プレイ人数は2-4人、対象年齢は12歳以上。
他プレイヤーとカードを交換して自分の村を「20勝利点」まで発展させましょう。
ルールはとても簡単で、3枚のカードに書いてあるだけの分量しかありません。
しかも3枚のうち1枚は短いルールをさらに短くまとめたものです。



【ゲームの目的】
テーブル上に勝利点で示された最高の村を造り上げましょう。
各カードは村に加えうる建築物や領土を表しています。
ほとんどのカードは勝利点になりますが、前提条件として他のカードを出している必要があります。

Village in a Box_Hills.png
「Hills」のように前提条件がないカードはいつでも出して建築できる。

【準備】
カードの山を良く切って、各プレイヤーに6枚ずつ配ってください。

【建築】
全プレイヤーは手札から同時に出してカードを建築します。

手札から何枚でもカードを出して建築できます。出したカードは前に並べて自分の村を造っていきましょう。

カードを建築するには前提条件となる他のカードが村にないとダメです(左上にあるカード名の下に並んでいます)。
Village in a Box_Lodge.png
「Lodge」を建築するには「Huts」と「Woods」の両方が村に必要。

前提条件となるカードと同じターンに建築できますし、後のターンに建築しても構いません。
Village in a Box_Shepherd.png
「Shepherd」は前提条件の「Lodge」「Hills」と同時に出せば建築できる。
「Lodge」と「Hills」が既に村にあるなら「Shepherd」だけ出して建築できる。
同時にカードを出した場合は順番を自由に選んで建築できると考えれば分かりやすい。


前提条件として使ったカードを、他のカードには使えません。
Village in a Box_Thief.png
プレイヤー1人の勝利点を3減らす「Thief」のカード。
前提条件の1つ「Hills」を既に「Shepherd」へ使っている場合、もう1枚「Hills」を建築している必要がある。


【カードの交換】
自分の手札や村のカードを他のプレイヤーと交換できます。
ただし前提条件として使っているカードは交換できません。

【ラウンドの終わり】
全プレイヤーの交換と建築が終わったらラウンド終了です。
  1. 手札のカードを2枚選んで残りは捨て札にします。どれを残すか良く考えて!
  2. 各プレイヤーは山からカードを6枚ずつ引いてください。
  3. 山札がなくなった場合は捨て札を切りなおして新しい山を作りましょう。
Village in a Box_Granary.png
毎ラウンド手札を1枚多く残せる「Granary」のカード。

【勝利】
誰かの村が「20勝利点」に達するまで続けます。
そのラウンドが終わったら勝利点(カード名右にあるカッコ内の数字)を合計します。
最も勝利点が高かったプレイヤーの勝ちです。

Village in a Box_Temple.png
「Temple」は8勝利点。

Village in a Box_Barracks.png
「Barracks」自体は3勝利点だが「Hut」1枚につき勝利点+1。

【FAQ】
問: プレイヤー全員が引けるだけのカードがありません。どうしたら良いですか?
答: 配れるだけ配ってください。次のラウンドが最終ラウンドになります。



参照リンク:
『コインエイジ』 11日間限定のキックスターター
『ウォレット・バトルズ』ってコインエイジっぽいよね
バーグー 濃い味つけをした肉と野菜のシチュー
この町は俺たち2-4人にゃ狭すぎる
『プロヴィンス』 3週間限定のキックスターター
テンプル騎士の陰謀 (人狼系マイクロゲーム)


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posted by okanenainde at 01:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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