2014年08月30日

『レッド』 説明書が v1.0 に改定

追記:
何度かの改定を重ねた結果『Red 7』の名前で製品化しました。





Red_logo.png

無料公開中のカードゲーム『Red』の説明書が v0.99 から v1.0 に更新されました。
まずは約2ヶ月前に書いたv0.99の紹介記事を読んでください。
……読みましたか? では v1.0 の内容に触れていきましょう。

Red_PlayingRed.png
v0.99 だと正しい使い方が分からなかった「You are Playing Red」カード。
v1.0 で「ゲームの準備で最初の捨て札にする」と明記されました。
捨て札置き場もプレイヤーごとではなく、おそらくはテーブルの中央あたりに共通のものを作るのでしょう。
捨て札置き場にある一番上のカード(=直近で捨て札になったカード)が現在のルールを表します。



生き残りを判断するルールも一部が変わりました。
こちらが v0.99 の一覧表。
Red_winning.png

そして v1.0 の一覧表です。
Red_v1_winning.png

改訂があったのは赤(Red)・緑(Green)・紫(Violet)の3つ。
一体どう変わったのでしょうか?

赤(Red): 「PALETTE RULE」の名前が、v0.99 では「ONE CARD」だったのが v1.0 では「HIGHEST CARD」と分かりやすくなりました。脱落するか否かを判定するルール自体に変更はありません。

緑(Green): 合計が7になる組み合わせの枚数が、書かれている数字が偶数のカード枚数に変わりました。v1.0 の一覧表を見ると、左の4・2・6に対して右側は6だけなので、枚数の多い左のパレットの方が強くなります。

紫(Violet): 偶数が書かれたカードの枚数から、書かれた数字が4未満(1・2・3)のカード枚数になりました。v1.0 の一覧表を見ると、左の1・2・3に対して右は1・1なので、枚数の多い左のパレットの方が強くなります。



v0.99 で準備中だった『レッド 上級編』が v1.0 で追加されました。
以下の2つを付け加えてください。

1. 自分のパレットにあるカード枚数よりも低い数字のカードは捨て札にできません。ラウンドが進むたびにルールの変更が難しくなるので、先を見据えた戦略が必要になります。

2. ラウンドの勝者は勝利点を獲得します。最後のルールで使ったカード(例: パレットの一番上にあるのが青なら、異なる色それぞれの最も数字の高いカード)を全て、早見カードの下に重ねて得点の山を作ります。カードの数字がそのまま勝利点(1のカードは1枚1勝利点、6のカードは1枚6勝利点など)です。2/3/4人プレイ時に、誰よりも早く40/35/30勝利点に到達したプレイヤーの優勝です。



一部のカードに特殊アクションが追加されました。
手札から奇数(7・5・3・1)のカードをパレットに置くと、必ずアクションが発動します。
ゲームに慣れたら導入してみましょう。『レッド 上級編』と組み合わせても構いません。

Red_action7.png
7: パレットにあるカード1枚を捨て札にします。ただし捨て札による新しい色のルールで生き残る必要があります。『レッド 上級編』の場合は「捨て札に下カードに書かれた数字 ≧ パレットに残ったカードの枚数」でないといけません。

Red_action5.png
5: 手札から追加で1枚パレットに置きます。カードを2枚以上パレットに置いた後、さらに手札から1枚を捨て札にできます。

Red_action3.png
3: 山札からカードを1枚引きます。山札が枯れていれば何も起きません。

Red_action1.png
1: 他プレイヤー1人のパレットからカードを1枚取り、裏向きにして山札の一番上に置きます。



参照リンク:
『レッド』 無料公開中のカードゲーム

『グッドコップ・バッドコップ』 人狼系カードゲーム
『シフティー・パートナーズ』 4-7人用のチーム戦トリックテイキング
黒死病と秘密の逢引
『トリプルクラウン』 4人専用のトリックテイキング
『ダイアモンド』 ストロングホールド・ゲームズ 新作トリックテイキング


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posted by okanenainde at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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