2014年10月01日

『デッドドロップ』 クラッシュ・ゲームズ新作

デッド・ドロップ - Wikipedia

デッド・ドロップ(英: Dead drop)とは、スパイが情報を交換する技術の一種。


DeadDrop.png

クラッシュ・ゲームズの新作『Dead Drop』を紹介します。
短時間で終わる推理系カードゲームですよ。
今回は無料公開中のルール&データファイルを参考にしました。
近い内にキックスターターでカラー版の資金を募る予定みたいですが。



人数: 2-4(最適は3人)
時間: 10分(15-30分との説も)
年齢: 13歳以上

【内容物】
情報カード13枚
早見カード4枚

DeadDrop_breakdown.png
情報カード13枚の内訳。
  • 0 - 4枚
  • 1 - 3枚
  • 2 - 2枚
  • 3 - 2枚
  • 4 - 1枚
  • 5 - 1枚
例えば「0」と書かれた情報カードは全体で4枚あります。

【物語】
デッドドロップは記憶と推理、狡猾な情報操作の要素があるゲームです。異なる機関の秘密情報員としてプレーヤーたちは世界中を飛び回り、爆発装置の隠し場所を絞り込むための情報を捜索します。プレイヤーは情報を交換したり秘密を売り渡して、隠し場所の情報を集めて特定せねばなりません。他の機関の手に落ちる前に!

【準備】
情報カードをシャッフルして、1枚を裏向きでテーブルの中央に置きます。
このカードが爆発装置の隠し場所を表します。

プレイ人数と同じだけの情報カードを場札として表向きに並べます。
残りの情報カードを各プレイヤーへ裏向きで、同じ枚数になるよう配ります。
  • 4人戦 - 各2枚
  • 3人戦 - 各3枚
  • 2人戦 - 各5枚
【手番がきたら】
手番プレイヤーは以下のアクションから必ず1つを選んで行います。
訳注: 適当な方法でスタートプレイヤーを決めましょう)

情報の共有: 手札にある情報カード1枚を、他プレイヤー1人の情報カード1枚と交換します。選ばれたプレイヤーは必ず交換せねばなりません。また受け取る前に手番プレイヤーが選んだカードの内容を見てはいけません。

共有情報の改変: 手札にある情報カード1枚を場札の1枚と交換します。手札から出した情報カードは新たな場札として表向きで並べます。

秘密の売却: 手札にある情報カード2枚を他プレイヤー1人に見せます。見た2枚の合計値と同じ数字が書かれた情報カードが手札にあるか否かを、選ばれたプレイヤーは「イエス」あるいは「ノー」で答えねばなりません。
「イエス」なら(手札にあれば)該当する情報カード1枚を手番プレイヤーに渡します。手番プレイヤーは見せた2枚から1枚を選んで相手プレイヤーに渡します。
訳注: 「ノー」の場合は情報カードを交換しないまま手番が終わるのでしょう)

爆発装置の確保: 手番プレイヤーは手札の情報カード2枚を表向きで並べます。そしてテーブル中央に裏向きで置いてある情報カードの内容を自分だけ確認します。
2枚の合計値と確認したカードの数値が同じなら、そのラウンドは手番プレイヤーが勝利します。違っていれば手番プレイヤーは脱落します。

※ 3-4人戦で脱落したプレイヤーは手札の情報カードも表向きにします。残りのプレイヤーたちは「情報の共有」アクションで脱落したプレイヤーの情報カードと交換できます。交換で渡した情報カードは(脱落したプレイヤーの新たな手札として)表向きで置きます。

訳注: BGGの専用ページに書いてるゲームの概要だと「爆発装置の確保」は通常のアクションではなく、手番の最後に任意で行える特別なアクションになっています)

【ゲームの終了】
3ラウンド勝ったプレイヤーの勝利でゲームが終わります。



参照リンク:
『アリージャンス』 忠誠か逆心か
『グッドコップ・バッドコップ』 人狼系カードゲーム
『シフティー・パートナーズ』 4-7人用のチーム戦トリックテイキング
黒死病と秘密の逢引
『トリプルクラウン』 4人専用のトリックテイキング
『ダイアモンド』 ストロングホールド・ゲームズ 新作トリックテイキング

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posted by okanenainde at 01:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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