2014年12月03日

『ビブリオス・ダイス』 キックスターターで出資を募集中

Biblios Dice_box.jpg

ダイス版ビブリオス『Biblios Dice』の案件がキックスターターで始まりました。
作者であるスティーヴ・フィンが2012年に出した『Scripts and Scribes: The Dice Game』をリメイクしたもの。

リメイクといっても見た目だけでなく、いくつかルールが変わっています。
リメイク元を旧作、今回の『ビブリオス・ダイス』を新作として違いをザッと見ていきましょう。

1. ゴールドと勝利点
旧作:
・ 最も多くのゴールドを集めたプレイヤーが勝ち
・ ゲーム終了時に失点なし
・ 競りフェイズでゴールドを使い過ぎると勝てない

新作:
・ 最も多くの勝利点を稼いだプレイヤーが勝ち
・ ゲーム終了時に失点あり
・ ただの資源に過ぎないから競りフェイズでゴールドを大量に使える

2. 競り
旧作:
・ ゴールドの競りと資源の競りの2種類
・ ゴールドカードを裏向きに順不同で出していく
・ 合計額第1位が先に資源を選ぶ、第2位は残りの資源を得る
・ ダイスで特定の目が出たら競りが始まる

新作:
・ 競りは1種類だけ
・ 共通の競りカード8枚を使って同時にカードを1枚ずつ公開
・ 合計額第1位が提示額を支払って資源を選ぶ、第2位は提示額の半分を支払って残りの資源を得る
・ ラバ駒が出目(1-3)の分進み、8マス目の市場に到着したら競りが始まる

3. 司教の影響力
旧作:
・ 司教トラックは他のトラックよりもゴールドを多く生み出す

新作:
・ 司教トラックを進めると(勝利点、ゴールド、資源が描かれた)司教トークンを受け取る
・ 司教トラックでより先にいるプレイヤーが、競りで同額を提示した場合の上位になる
・ ゲーム終了時、ゴールドと勝利点の変換率が司教トラックの進み具合に応じて変わる

他にも『ビブリオス・ダイス』では、2人プレイ時に「カドフェル」という名前のダミープレイヤーが登場します。
修道士カドフェルは資源面で有利ですし、競りにも絡んでくるので人間プレイヤーが上位に入るのは楽ではありません。

参照リンク:
『ビブリオス』がダイスゲームに!
『写本と修道士ダイスゲーム』 紹介記事


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posted by okanenainde at 09:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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