『カニングフォーク』 カード9枚のマイクロゲーム

カニングフォーク - Wikipedia

カニングマン（cunning man、男性の場合）またはカニングウーマン（cunning woman、女性の場合）はイングランドの歴史において本職または副業として民間呪術に携わっていた人のことである。以下、男女問わない集合的な呼称としてカニングフォーク（cunning folk）と表記する（folk は人々の意）。



キックスターターで目標額を突破した『Cunning Folk』を紹介します。
カード9枚だけを使う推理とハッタリのマイクロゲームですよ。

【プレイ人数】
2-4人

【目的】
イプスウィッチの町に潜む善き魔法使いたち、もしくは悪しき魔法使いたちのどちらか一方を全員暴き出せれば勝ちです。
自分以外の全プレイヤーがゲームから脱落した場合も勝ちになります。

【内容物】
住民カード9枚

• 町民 - 3枚
• 善き魔法使い - 2枚
• 善き長老 - 1枚
• 悪しき魔法使い - 2枚
• 悪しき長老 - 1枚

【ゲームの準備】
カード9枚をシャッフルしたら裏向きのままで3×3の形に並べます。

【手番に行うこと】
スタートプレイヤーを適当に決めて、時計回りの順に手番を行います。
手番がきたら住民カード1枚を選んでください。
選んだのが裏向きのカードなら自分だけ内容を確認して、以下の2つから1つを行います。

• 何もせず手番を終わる
• 今確認した住民の正体を宣言する（嘘を言っても良い）

後者の場合、他のプレイヤーたちは宣言に対してダウトができます。

誰もダウトしなかった：手番プレイヤーは宣言した住民のアクションを行います。
誰かがダウトをした：手番プレイヤーが今確認した住民カードを表向けます。どちらが嘘つきなのでしょうか？

• 正体が宣言した通りだった - ダウトしたプレイヤーのミス、手番プレイヤーは宣言した住民のアクションを行います。
• 正体が宣言とは違っていた - 手番プレイヤーのミス、手番プレイヤーは何のアクションも行えません。

【ミスしたプレイヤーは】

容疑面（左）と追放面（右）

両面印刷の「容疑／追放」カードを1枚、容疑面を上にして受け取ります。
これは、嘘つきを信用しない住民たちに「あいつが魔法使いなのでは？」と疑われている状態を表します。
さらにもう1回ミスしたら容疑カードを裏返して町を「追放」されます、つまりゲームからの脱落です。
追放されたプレイヤーには、もう手番が回ってきません。

【住民たちのアクション】

町民 - 何のアクションもありません。他プレイヤーのミスを誘うために町民を宣言しても構いませんが、結果がどうあれ何のアクションも行えません。

善き魔法使い - 続けてもう1回手番を行います。


悪しき魔法使い - 住民カード2枚の位置を入れ替えます。選んだ住民カード2枚の内容を見ることなく、テーブルの下で自由に入れ替え、元あった位置へと戻します。表向きの住民カードを選んだ場合は、裏向きにして戻します。


善き長老 - ゲームに勝つためのアクションです。悪しき住民を全てを暴き出しましょう。住民カードを1枚ずつ順番に選んで表向きにしていきます。表向けたのが悪しき住民なら次の1枚を選びます。もし悪しき魔法使いと悪しき長老を全て（計3枚）を表向きにできればゲームに勝利します。しかし違っていた（町民か善き住民を表向けた）ならミスとなった上、即座に手番が終わります。

悪しき長老 - 基本的に善き長老と同じですが、勝つために暴き出すのは善き魔法使いと善き長老の計3枚です。

【ゲーム終了】
長老のアクションで敵対する住民3枚全てを暴き出したら、そのプレイヤーの勝ちでゲームが終わります。
または1人を除いた全プレイヤーが（2回ミスして）追放されたら、残ったプレイヤーの勝ちです。

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