2016年03月01日

『Cubeo』 サイコロを振らない2人専用ダイスゲーム

Cubeo_box.jpg

今日はBGGから『Cubeo』を紹介します。
遊ぶには2色の6面サイコロがある程度いりますが、他のダイスゲーから流用すれば問題ないでしょう。
ルールは2人専用ゲーム『ハイブ(Hive)』と少し似てますかね。



2人専用、5-15分、7歳以上
相手ダイスを全て囲むか、自ダイスの出目を7以上にすれば勝ち。

各プレイヤーは自分の色の6面ダイスを受け取ります。
訳注:何個ずつ持つのかルールに書いてないため適当に決めましょう)
1の出目を上にして互いのダイスが接するようにテーブル中央に置きます。
手番プレイヤーは、以下の3アクションのうち1アクションを行います。

・自ダイス1個を加える
・自ダイスを動かす
・自ダイスを足し合わせる


Cubeo_01.jpg
初期配置の一例。


【自ダイス1個を加える】
手元の自ダイス1個を、1の出目を上にして、テーブル中央に加えます。
加えるダイスは、既にテーブル中央にある1個以上の自ダイスと接するように置きます。
加えるダイスは、相手ダイスと接してはいけません。

Cubeo_02.jpg
下(青チェック)は問題ありませんが、右(赤バツ)はルール違反です。
なぜなら相手ダイスと接しているからです。



【自ダイスを動かす】
テーブル中央にあるダイスの塊に沿って、自ダイスを動かします。
ダイスをテーブルから(持ち上げて)離してはいけません。
自ダイスを動かす前および動かした後に、テーブル中央にあるダイスの塊が2つ以上になってはいけません。
動かす自ダイスの出目と同じだけ動かす必要がありますが、どの方向に動かすかは自由です。

Cubeo_03.jpg
青ダイスの移動例。
出目1の青ダイスは(塊の縁に沿って)1回だけ動かします。
出目1の青ダイスは2回移動。行って返ってで、元の位置に戻っても構いません。



【自ダイスを足し合わせる】
以下の条件を全て満たしていれば、ダイス2個を足し合わせて1個にできます。

・テーブル中央に自ダイスが3個以上ある
・足し合わせる自ダイス2個は互いに接している
・足し合わせにより自ダイスを取り除いても(後述)、テーブル中央にあるダイスの塊が2つ以上にならない
・自ダイスを取り除く際に、他のダイスを動かさない


足し合わせる際は、自ダイス1個をテーブル中央から取り除き、接している自ダイス1個の出目を増やします。
増える値は手元に戻したダイスの出目と同じです。

Cubeo_04.jpg
上:動かすと塊が2つになるためルール違反です。
中:1の出目を、もう1個の1の出目へと動かします。
下:1+1=2なので、合体後の出目は2になります。動かした自ダイスはテーブル中央から取り除きます。



【ゲームに勝つには】
2つある勝利条件のうち、どちらか1つを満たしたプレイヤーの勝ちです。

・対戦相手が手番に、どのアクションも行えなくなる
・手番に「自ダイスを足し合わせる」を行い、自ダイスの出目を7以上にする


Cubeo_05.jpg
黒は6の出目と、下側で接している1の出目を足し合わせれば勝ち。
(1の出目を取り除いてもルール違反は全く起こらないため)



【選択ルール】
手番のアクションとして自ダイスを何個でも足し合わせできます。
ただし出目が7以上になる場合は、足し合わせる出目が同じでないといけません。



参照リンク:
『リンカラ』 マンカラのアレンジ

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posted by okanenainde at 16:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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