2016年09月05日

『Trexo』 タイルを並べて重ねて五目並べ (2人専用アブストラクト)

英語読みは「トレクソ」?

Trexo_box.jpg

今日はBGGから『Trexo』を紹介しますよ。

いわゆる五目並べの一種ですが
「マルとバツがくっついた横長のタイルを使う」
「タイルを重ねて記号を上書きできる」
という特徴があります。

förlAgo ABというスウェーデンのメーカーから出ているようですが、英文ルールが公開されていたので訳していきます。



2人、10-20分、7歳以上

【内容物】
ゲームボード 1枚(10×10マス)
タイル 60枚
ルールブック 1冊

【概要】
交互にタイル1枚を置いていき、自分の記号を縦・横・斜めに5つ並べれば(五目を作れば)勝ちです。
タイルがなくなるか、ルールに従って置けなくなれば引き分けです。

【ゲームの流れ】
適当な方法で先手と後手を決めます。
先手はバツ、後手はマルが自分の記号になります。
自分の手番にタイル1枚をボード上に置いたら、手番が相手に移ります。
五目ができるか引き分けになるまで、交互に手番を繰り返します。

【タイルの置き方】
タイルは隣接するマス、あるいは既に置かれているタイルの上に重ねて置きます。
タイルを重ねる場合、高さに制限はありません。
タイルを置くには、以下のルールを全て守る必要があります。

  • タイルは10×10マスの中に収まるよう置きます(はみ出し禁止)
  • タイルは縦あるいは横に置きます(斜め置き禁止)
  • 重ねる場合、既に置かれているタイル2枚の上に置きます(1枚のタイルで1枚のタイルを覆うのは禁止)
  • 重ねる場合、置くタイルが水平になるよう、土台となるタイル2枚の高さが同じであること(傾き置き禁止)

Trexo_placing1.png
ボード外に出ているので、この置き方はダメです。

Trexo_placing2.png
(この画像では分かりにくいですが)土台の高さが違っているので、この置き方はダメです。

Trexo_placing3.png
(この画像では分かりにくいですが)土台のタイル1枚を完全に覆っているので、この置き方はダメです。

Trexo_placing4.png
土台のタイル2枚が同じ高さなので、この置き方はOKです。

【ゲーム終了】
自分の記号を縦・横・斜めに5つ並べれば(五目を作れば)勝ちです。
ただし対戦相手の記号を優先するため、同時にマルとバツの五目ができた時は、対戦相手の勝ちになります。
タイルがなくなるか、ルールに従って置けなくなれば引き分けです。
訳注:六目以上ができた時のルールがありませんので、ゲームを始める前に決めておくと良いでしょう)



参照リンク:
『Trexo』 公式ページ

カルカソンヌ:占い師
カルカソンヌ:迷宮園
『90 Grad (90度)』 2人専用アブストラクト
『バルカ』 3すくみの2人専用アブストラクト
『天安門』 2人専用の非対称アブストラクト
『Cubeo』 サイコロを振らない2人専用ダイスゲーム
『リンカラ』 マンカラのアレンジ

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posted by okanenainde at 15:21 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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