2017年02月04日

スウィッシュ



今回はシンクファン(Think Fun)のカードゲーム『Swish』を紹介します。
場に並ぶ透明なカードの中から、同色の円が完成する組み合わせを、素早く判断するパターン認識系です。
プレイ人数は2人以上とありますが、パズルとして1人でも遊べるでしょう。

オン・ザ・ドット』と似ていますが、お題カードや手札がなく、パターン認識は全て頭の中で行います。





プレイヤーの1人がディーラーとしてカード60枚をシャッフルします。
山札からテーブル中央に4列4枚、計16枚のカードを場に並べます。
(カードの模様が見えやすいよう、明るい色のテーブルを使うと良いでしょう)
16枚目のカードを置いたらディーラーは「Go!」とゲーム開始の声を上げます。

掛け声と同時に全てのプレイヤーは、場札の中から「Swish」が成立する組み合わせを探します。
組み合わせを探している最中は、カードに触れてはいけません!
カードの回転や反転も全て自分の頭の中で行うのです。

Swishとはカードを重ねて、玉と輪が円になる組み合わせを言います。
  • 同じ色の球と輪で円にすること
  • 各カードの向きを変えたり、裏返しても良い
  • 重ねたカードの向きは全て同じであること
  • 円になっていない玉や輪が残ってはならない

Swishを見つけたプレイヤーは「Swish!」と宣言して、場からカードを抜き出します。
抜き出したカードを上手く重ねて、宣言の正しさを他プレイヤー達に示しましょう。
見事にSwishが成立すれば、それらのカードを自分の得点置き場に、重ねて置きます。
ディーラーは場札が16枚になるまで、山札からカードを補充します。

Swishが成立しない組み合わせだった場合、抜き出したカードを場に戻します。
さらに、その間違ったプレイヤーはペナルティとして、自分の得点置き場からカード1枚を捨て札にします。
得点置き場にカードがなければペナルティもありません。
捨て札は全て、捨て札置き場に重ねてゲームから除外します。

プレイヤー達は場札が16枚揃うまで「Swish!」の宣言ができません。
唯一の例外は、山札が足りず場札が16枚未満になる時だけです。

もうSwishが成立しない状態になればゲーム終了です。
各プレイヤーは得点置き場にあるカードの枚数を比べ合います。
最も枚数が多いプレイヤーの勝ちです。







難易度の下がった『Swish Jr.』もあります。



  • カード枚数が60枚から42枚に減った
  • 場札も16枚から12枚に減った
  • 絵柄が変わって組み合わせが分かりやすくなった




参照リンク:
オール・クイーンズ・チェス

『コズミック・カブーン』 ルール抄訳

『ブルフロッグ』 ルール抄訳
『ブルフロッグ』 FAQ

『ニューベッドフォード』 2-4人用ルール抄訳
『ニューベッドフォード』 アクション一覧

『グレート・ダイナソー・ラッシュ』 ルール抄訳
『グレート・ダイナソー・ラッシュ』 古生物学者カード能力一覧

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posted by okanenainde at 02:26 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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