2017年02月07日

ダイスプロマシー

今日はBGGで見つけた『Diceplomacy』を紹介します。
タイトルから何となく想像できると思いますが、ダイスで行う簡易版『ディプロマシー』ですね。
公式サイトのルールページを以下に訳しました。
言葉足らずな部分は適当に補ってあります。





『ダイスプロマシー』はシンプルながらも戦略的な、戦争と外交のダイスゲームです。
(4-8人、15-25分、11歳以上)
プレイ人数と同じ個数のダイスが必要です。
各プレイヤーの勝利と敗北を記録できるもの(筆記用具やポーカーチップなど)も用意しましょう。


ゲームの概要
各プレイヤーはパワーを決めるため、自分のダイス(1個)を振ります。
ダイスは他プレイヤーから見えないよう隠しておきます。
適当な方法でスタートプレイヤーを決め、時計回りの順に手番を行っていきます。
手番が来たプレイヤーは、以下の4アクションから1つを行います。

  1. 宣戦布告: 他プレイヤー1人に宣戦布告する
  2. 同盟提案: 他プレイヤー1人に同盟を提案する
  3. 大条約: 全ての同盟を解消する
  4. 再編成: ダイスを振り直してパワーを決め直す

他プレイヤー1人に宣戦布告した場合、パワーの強い(出目の大きい)プレイヤーが勝利1を、他方は敗北1を計上します。
ゲームの目的は、勝利3を計上することです。
敗北3を計上したプレイヤーはゲームから脱落します。


1.宣戦布告
宣戦布告した場合、攻撃する他プレイヤー1人を選びます。

同盟相手も共に戦う
  • 宣戦布告したプレイヤー(攻撃側)が同盟を結んでいた場合、同盟プレイヤーも同じ陣営として、一緒に攻撃します。
  • 宣戦布告されたプレイヤー(防御側)が同盟を結んでいた場合、同盟プレイヤーも同じ陣営として、一緒に戦います。
  • 宣戦布告されたプレイヤーが人数で下回っていた場合、他プレイヤーや他の同盟に向けて、同じ陣営として一緒に戦うように問いかけができます。

攻撃側であれ防御側であれ、同じ陣営の全員が同意すれば、降参できる
  • 勝った陣営の各プレイヤーは勝利1を計上します。
  • 負けた(降参した)陣営の各プレイヤーは敗北1を計上します。
  • 攻撃側および防御側の各プレイヤーは、ダイスを振ってパワーを決め直します。
  • 今回の戦争に参加していなかった各プレイヤーは、ダイスの振り直しを行いません

パワー合計値の高い方が戦闘に勝利する
  • どちらの陣営も降参していなければ、戦闘に参加している各プレイヤーは、ダイスを公開します。
  • 攻撃側と防御側はそれぞれ、パワー(ダイスの出目)を合計して、より高い陣営が勝ちます。
  • 勝った陣営の各プレイヤーは勝利1を計上します。
  • 負けた陣営の各プレイヤーは敗北1を計上します。
  • 合計値が同じだった場合、防御側の勝ちです。
  • 勝った陣営の各プレイヤーは、ダイスを振ってパワーを決め直します。
  • 負けた陣営および今回の戦争に参加していなかった各プレイヤーは、ダイスの振り直しを行いません

2.同盟提案
同盟を提案する他プレイヤー1人を選びます。
提案されたプレイヤーは同盟に同意するか拒否するかします。

各プレイヤーは1つの同盟にしか所属できません。
1つの同盟に所属できるプレイヤー2人だけです。
同盟に所属するプレイヤーが攻撃する/される場合、自動的に同盟相手も一緒に戦います。
同盟は以下の方法で即座に解消できます。
  • 同盟相手に宣戦布告する。
  • (同盟相手とは別の)他プレイヤー1人に同盟を提案する。
  • 他プレイヤーによる同盟の提案に同意する。
  • 手番に「大条約」アクションを行う。
  • ゲームに残っているプレイヤーが3人以下の場合、全ての同盟は即座に解消され、もう誰も同盟を作れない。

3.大条約
全プレイヤー間の全ての同盟を解消します。


4.再編成
自分のダイスを振り直します。


ゲームの勝利
最初に勝利3を計上したプレイヤーの優勝です。
同時に2人以上が勝利3を計上した場合、敗北が最も少ない該当プレイヤーの優勝です。
敗北数も同じ場合、パワー(ダイスの出目)の最も高い該当プレイヤーの優勝です。
パワーも同じ場合、引き分けです。





参照リンク:
Nowhere To Go
スウィッシュ
オール・クイーンズ・チェス

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posted by okanenainde at 02:04 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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