『パッケージ！？』 1ゲーム5-10分の2-4人用ゲーム

本日は『Package!?』を紹介しますよ（英文ルールはこちら）。
2-4人用で1ゲーム5-10分らしいので、持っていれば時間を調整するのに重宝しそうです。

5か所の場所に自分の荷物を置くついでに、他プレイヤーの荷物は価値を下げたり、あわよくばゲームから除外しましょう。
荷物を置いたり動かしたりすることで追加アクションが起こり、場合によってはアクションの連鎖で状況が一気に変わるかもしれません。

『Package!?』は現在、ハーフ・ウィング・ゲームズの公式ページで予約を受け付けています。
「PREORDER WITH DELIVERY IN MAINLAND EUROPE, U.S.A, CANADA, AUSTRALIA, NEW ZEALAND & JAPAN:」から

• ゲーム本体のみ：10.00ポンド
• プレイマット付き：22.00ポンド

を選んで「Add to Cart」ボタンをクリック。
ペイパルの画面に飛んでP&P（送料・手数料）込みの合計金額が表示されるはず。
どちらを選んでもP&Pは6.00ポンドになっています。

まあ、ハッキリ言うと、他のゲームからパーツを流用すれば遊べる内容なのですが、試して気に入ったら業界にお金を落とすためにも買ってあげて下さい。

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パッケージ！？ （Package!?）

人数：2-4人
年齢：8歳以上
時間：5-10分


【内容物】
場所駒5個
プレイヤー駒4個
パッケージ駒48個
早見カード4枚
得点早見カード1枚
場所カード（小）5枚
ダイス4個
収納袋1つ


【ゲームの準備】
場所駒5個をテーブルの上に並べ、左から右に、1から5の番号を割り当てます。番号が書いてある場所カード（小）を使っても良いでしょう。

各プレイヤーは自分の色を選び、対応するプレイヤー駒1個とパッケージ駒を以下の個数だけ受け取ります。

• 2人戦：パッケージ駒12個
• 3-4人戦：パッケージ駒10個

ランダムにスタートプレイヤーを決めます。
スタートプレイヤーから手番を始め、以降は時計回りに手番を移していきます。


【ゲームの流れ】
手番が来たらダイス1個を振り、以下のアクションから1つを選びます。

• 出目が1から5：同じ番号の場所に、自分のプレイヤー駒を動かし、そこにパッケージ駒1個を置きます。


• 出目が6：以下から1つを選びます。
• 現在、自分のプレイヤー駒がある場所にパッケージ駒1個を置きます。
• 現在、自分のプレイヤー駒がある場所に置いてある、好きな色のパッケージ駒1個を、ゲームから除外します。
• 現在、自分のパッケージ駒がない場所1ヶ所に、自分のパッケージ駒1個を置きます（プレイヤー駒は動かしません）。


• あるいは出目に関係なく、出目と同じ個数のパッケージがある場所1ヶ所を選び、そこにあるパッケージ駒の1個を場所1に動かします。
  （例：出目が4だった場合、パッケージ駒がちょうど4個ある場所1ヶ所を選び、そこからパッケージ駒を1個、場所1に動かします）

注意：出目および場所にあるパッケージの個数により、行えないアクションも出てきます。手番プレイヤーは常に、行えるアクションしか選べません。


【自分がいる場所と同じ出目だった】
現在、自分のプレイヤー駒がある場所の番号と同じ出目を振って（パッケージ1個を場所1に動かさず）そこにパッケージ駒1個を置いた場合、以下の追加アクションから1つを選べます。

• その場所にあるパッケージ駒1個を、1つ右の場所に動かします。
  （例：場所2なら、自分または他プレイヤー1人のパッケージ駒1個を、場所3に動かします）
  ただし場所5であれば、この追加アクションは選べません。


• その場所にあるパッケージ駒1個を、1つ左の場所に動かします。
  （例：場所2なら、自分または他プレイヤー1人のパッケージ駒1個を、場所1に動かします）
  ただし場所1であれば、パッケージ駒を動かすのではなく、ゲームから除外します。


• その場所から自分のプレイヤー駒を、別の場所に動かします。

現在の場所に、他のプレイヤー駒がある場合、これらの追加アクションは選べません。
その代わりとして、他のプレイヤー駒1個を、好きに選んだ別の場所に動かせます。
他のプレイヤー駒が2個以上あるなら、その中から1個だけ選びます。


【3個目のパッケージ駒を置いた】
場所1ヶ所にある自分のパッケージ駒が3個になったら、そこにあるパッケージ駒の1個を、1つ左の場所に動かせます。
（例：場所2なら、自分または他プレイヤー1人のパッケージ駒1個を、場所1に動かせます）
ただし場所1であれば、パッケージ駒を動かすのではなく、ゲームから除外します。
注意：この処理は自分のパッケージ駒が3個になった時だけ行います。4個目以降では行いません。


【特別配送】
他プレイヤー1人のパッケージ駒が3個以上ある場所に、自分のパッケージ駒1個を置いた場合、その他プレイヤーのパッケージ駒1個をゲームから除外できます。
注意：もし他プレイヤー2人以上のパッケージ駒が3個以上あるなら、どの1個を除外するか選びます。


【最後の手番】
プレイヤーの1人が最後のパッケージ駒を置いたら、（そのプレイヤーを含む）全員が最後の手番を、順に行います。
最後の手番はダイス1個を振り、望むなら以下のアクションから1つを選びます。

同じ色で、なおかつ出目と同じ個数のパッケージがある場所1ヶ所を選び、そのパッケージの1個をゲームから除外します。
（例：緑プレイヤーが4を振りました。他プレイヤー1人のパッケージ駒がちょうど4個ある場所1ヶ所を選びます。その4個のうち1個をゲームから除外します）

出目と同じ番号の場所にある、自分のパッケージ駒1個を、1つ右の場所に動かします。
5を振った場合、このアクションは選べません。
6を振った場合、いずれかの場所1ヶ所にある自分のパッケージ駒1個を、1つ右の場所に動かします。
注意：この移動により「自分のパッケージ駒が3個になった」および「特別配送」が起こる可能性があります。

出目と同じ番号の場所に、自分のプレイヤー駒を動かします。
6を振った場合、好きに選んだ場所に、自分のプレイヤー駒を動かします。

注意：最後の手番は任意であり、アクションを行わなくても構いません。


【得点計算】
最後のプレイヤーの手番が終わったら得点計算を行います。
各プレイヤーは以下のポイントを得ます。

・各場所にあるパッケージ駒の得点
それぞれの場所に残ったパッケージ駒は1個につき、その場所の番号と同じだけのポイントになります。
（例：場所1にあるパッケージ駒は1個1ポイント、場所2にあるパッケージ駒は1個2ポイントなど）
ただし場所4と場所5にあるパッケージ駒は、それぞれ3個までしかポイントになりません（各プレイヤー、最大12ポイントと最大15ポイント）。

・プレイヤー駒がある場所の得点
自分のプレイヤー駒がある場所に応じたボーナスがあります。
その場所の番号と同じポイントを得た上に、そこに残った自分のパッケージ駒1個につき1ポイントになります。
（例：プレイヤー駒が場所3にあり、パッケージ駒2個が残っていたので、ボーナス3＋2＝5ポイントを得ます）
ただし、その場所に自分のパッケージ駒が1個も残っていなければ、このボーナスは入りません。
また、その場所に他のプレイヤー駒があった場合も、このボーナスは入りません。

・各場所にあるパッケージ駒3個ごとの得点
場所ごとに残った自分のパッケージ駒3個につき2ポイントのボーナスになります。

最もポイントの高いプレイヤーの優勝です。
同点の場合、コイントスか何かで決めましょう。


【得点計算の例】
緑プレイヤーのプレイヤー駒が場所3にある状態でゲームが終わりました。
それぞれの場所にある緑のパッケージ駒は以下の通りです。

• 場所1：パッケージ駒2個
• 場所2：パッケージ駒3個
• 場所3：パッケージ駒2個
• 場所4：なし
• 場所5：パッケージ駒1個

（緑のパッケージ駒は合わせて8個が残りました）


・各場所にあるパッケージ駒の得点

• 場所1：1個につき1ポイントなので、1×2＝2ポイント
• 場所2：1個につき2ポイントなので、2×3＝6ポイント
• 場所3：1個につき3ポイントなので、3×2＝6ポイント
• 場所4：1個につき4ポイントだが、残ってないため0ポイント
• 場所5：1個につき5ポイントなので、5×1＝5ポイント

（計19ポイント）


・プレイヤー駒がある場所の得点

• 緑のプレイヤー駒が場所3にある（かつ、他のプレイヤー駒はない）ので、3ポイント
• 緑のプレイヤー駒と同じ場所にある、緑のパッケージ駒は1個につき1ポイントなので、1×2＝2ポイント

（計5ポイント）


・各場所にあるパッケージ駒3個ごとの得点
場所2に緑のパッケージ駒が3個残っているので、計2ポイント。
（他の場所は緑のパッケージ駒が3個に満たないため各0ポイント）


緑プレイヤーの合計得点は19＋5＋2＝26ポイントです。


【アクションと連鎖の注意点】
アクションの結果としてパッケージ駒を動かした場合、そのパッケージ駒を置いたものとして、「3個目のパッケージ駒を置いた」や「特別配送」が起こる可能性があります。

いくつものアクションが連続して起こった（連鎖）場合、1つずつ順番に行います。
2つ以上のアクションが同時に起こった場合、手番プレイヤーが順番を選んで行います。

重要：パッケージ駒を動かして追加アクションが発生した時、動かされたパッケージ駒の所有プレイヤーが、その追加アクションを行います。
これらの追加アクションは、通常の手番の処理とは別に起こります（以下の例を参照）。


【起こり得るアクション連鎖の例】
（訳注：英文ルール4ページ目の図例を参照してください）

1. 緑のプレイヤー駒が場所4にあります。出目が4だったので、場所4に緑のパッケージ駒を1個置きます。
2. 場所4には桃プレイヤーのパッケージ駒が3個あったので、「特別配送」のルールに従い、桃のパッケージ駒1個をゲームから除外します。
3. 加えて、緑のパッケージ駒が3個になったので、「3個目のパッケージ駒を置いた」のルールに従い、桃のパッケージ駒1個を1つ左の場所3に動かします。
4. さらに、既に自分のプレイヤー駒がある場所と同じ出目だったので、「自分がいる場所と同じ出目だった」のルールに従い、緑のパッケージ駒1個を1つ右の場所5に動かします。
5. アクションの連鎖は続きます。桃プレイヤーは「3個目のパッケージ駒を置いた」のルールに従い、場所3からパッケージ駒1個を場所2へと動かします。

（訳注：5番目の処理で、桃プレイヤーが緑のパッケージ駒を動かせば、さらにアクションが連鎖します）

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参照リンク：
『ハーベイシャス ハーブのゲーム』 2-4人用ルール
『ハーベイシャス ハーブのゲーム』 1人用ルール
『ハーベイシャス：風味パック ミニ拡張』 キックスターター限定カード

『ウィッチズ／ウィッチーズ』 ハーツのリメイク
ダイス・スター：惑星
ホード ドラゴンにご用心
『英国人の血の匂い』 2人専用カードゲーム