2017年05月23日

マストフォロー練習トランプで『スキャン』を遊ぼう

追記:
ルール抄訳を v1.3 に更新しました。
※ 山札の一番上と同じ色のカードが切り札です。
※ いつであれ山札を表向けることはありません。





ページの最後に『スキャン』のルール抄訳があります。





トランプ屋 Web shopで『マストフォロー練習トランプ』が取り扱い中です。
組み合わせが4種類あって価格1,200円+送料200円。

スート(マーク)ごとに背面の色が異なる52枚のカードからなるプレイングカードです。
背面からスートが見えることで、周囲のサポートを受けながらトリックテイキングゲームのマストフォローを練習できます。

今回これを購入したのは『スキャン』を遊びたいがため。
かつてはトミー(現タカラトミー)から日本語版も出ていましたが現在は入手難です。

日本語ルールはBGDBで公開されている『インディスクレション(無分別)』の物を流用できます。
どうも『インディスクレション』のリメイクが『スキャン』らしく、カード構成も同じみたい。
ただプレイ人数が前者は2-4人で、後者は2-6人と違いがあります。

何が違うのかと検索したところ『スキャン』の英語ルールが見つかりました。
なるほどリメイクに際し、3チーム戦と個人戦の選択ルールを追加・明記したんですね。
他にも違いがあるので以下にまとめてみましょう。





Bonus-Malus(インディスレクション)とTeam Scan(スキャン)の違い

Bonus-Malus:
スペードは10点、赤は5点、青は-5、緑は-10
https://www.boardgamegeek.com/image/104237/

Team Scan:
スペードは+10点、ハートは+5点、ダイヤは-5点、クラブは-10点
https://www.boardgamegeek.com/image/1510772/

訳注:書き方が違うだけで、どちらも同じことを言っています)

Bonus-Malus:
トリックの勝者は山札の一番上から手札を補充します。

Team Scan:
トリックの勝者が山札から補充した後、残りのプレイヤーたちも時計回りの順に1枚ずつ補充します。
山札がなくなったら、以降は「切り札なし」になります。

Bonus-Malus:
2ゲーム目は2倍、3ゲーム目なら3倍、4ゲーム目は4倍……と、得点が変化します。

Team Scan:
得点の変化に関する記述がありません。

Bonus-Malus:
獲得したカードについて、その両面を得点計算する。
訳注:裏表が同じなのに、わざわざ両面を計算する意味が分からないのですが……)

Team Scan:
獲得したカードの得点を合計する。

Bonus-Malus:
累計点ではなく、1ゲーム終了時のポイント差が155点以上で勝利。

Team Scan:
得点をゲーム毎に累計して、155点以上になれば勝利。


その他:

インディスレクションの『Dump』に当たるものが『スキャン』にはありません。
スキャンには以下の選択ルールが記されています。

Triple Scan:
6人、3チーム戦です。
プレイヤーに手札として(7枚ではなく)5枚ずつ配ります。

Scan Without Partner:
基本的に4人のTeam Scanと同じですが、チームではなく各プレイヤーが独立して得点を競います。
5-6人戦の場合、手札として(7枚ではなく)5枚ずつ配ります。
トリック終了時、山札が足りずに全員が1枚ずつ補充できない場合、もう誰も補充しません。
以降は「切り札なし」になります。

No Trump Scan:
初心者や、切り札の概念を理解できないプレイヤー向けの選択ルールです。
各プレイヤーに手札として2枚ずつ配ります。
リードスートの高ランクがトリックに勝ちます。
山札がなくなったらゲームが終了します。
全員が1枚ずつ補充できない場合、残った山札をゲームから除外します。
基本ルールに従って得点計算を行います。





かなり文章を削った『スキャン』のルール抄訳です。
購入したマ練習トランプの種類に応じて、得点表の項目「色(スート)」を書き換えてください。
読んで分からない場合はトリックテイキングに詳しい人と遊びましょう。

Scan_JPN_v1.3.docx

改変自由、再配布自由、連絡一切不要!





参照リンク:
『エリア1851』 日本語ルール抄訳
『ドン・キホーテと風車の回転』 非対称2人専用ゲーム
『キャット・ハーダーズ(猫追い人)』 2人専用アブストラクト
『王よさらば』 トランプ1組だけで遊べる1人専用ゲーム
『ピラミッズ』 ルール抄訳

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posted by okanenainde at 00:00 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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