2018年07月02日

『スティッヒルン』 全員が0のカードを出した場合のルール

 
新版(左)と旧版(右)

先日、ン年振りに『スティッヒルン』を遊びました。
メビウス便で流通していたメイフォローのトリックテイキングです。

長く遊んでいなかったため軽く説明を受けたのですが、全員が0のカードを出した場合のルールが記憶と違っていました。
新版の英文ルールが公式ページで公開されているので確認してみましょう。

Special case: In rare cases, all players may play a zero card. When this happens, no one wins the trick. The cards are put to the side and the player who began the trick, leads the next trick, again.

特殊な場合:まれに全プレイヤーが0のカードを出すことがあります。その場合、誰もトリックに勝ちません。それらのカードを脇に置き、トリックの始めたプレイヤーが次のトリックを再びリードします。

自分の記憶では「全員が0のカードを出した場合、リードプレイヤーがトリックに勝つ」だったはずなのですが……
公開中のメビウス訳には

一番強いカードが複数でた場合には先に出たほうが勝ちます。

という一文はあっても全員が0を出した時のことは特に書いていません。
次に、旧版の公式ルールを求めてアミーゴの公式サイトを探しましたが、残念ながら見つかりませんでした。

ではBGGのファイルページを頼ってみます。
旧版の公式ルールはないものの、10年以上前に登録されている英文ルールがいくつもありました。

新版の発売が2012年なので、時期的に旧版ルールと考えて間違いなさそうです。
いくつかファイルを開いてみると全く同じ一文が見つかりました。

In a trick where the only cards played were 0 cards, then the player who led the first 0 card wins the trick.

0のカードだけが出されたトリックでは、最初の0のカードをリードしたプレイヤーがトリックに勝ちます。

うん、やはり旧版では「全員が0のカードを出した場合、リードプレイヤーがトリックに勝つ」ルールだったのですね。

実際にはまず起こりませんし、大差ないと言えばないのですけど、0カードを獲得できれば少し得点が変わります。
新版と旧版ではプレイ人数とカード枚数が違っているので、その辺りを考慮したルール変更なのかもしれません。





参照リンク:
『アイアンカーテン』 イベント効果訳

『13分間:キューバ危機』 イベント効果訳
『13分間:キューバ危機』 ルールまとめ&プレイマット
『13分間:キューバ危機』 カード和訳ファイル

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posted by okanenainde at 05:39| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする