2018年10月22日

『テラミスティカ』 7つの新勢力で削除された海賊が復活 (ファン拡張)



約1年半前、当ブログで『テラミスティカ』 7つの新勢力 (ファン拡張)を書きました。
元ネタがBGGに投稿された当初、黒の勢力はパイレート(Pirates)だったのですが、アポスル(Apostles)に差し替えられたという経緯があります。
船による間接隣接を妨害するという『テラミスティカ』にはそぐわない直接攻撃が嫌われたせいです。
そのパイレートが能力を変更して投稿されていたので紹介します。





 パイレート(Pirates):黒

Pirates.jpg

能力:
マップのどこであれ、他勢力が航行した時、パイレートは以下のどちらかを得ます。
現在の船舶値(ボーナスカードによる「船舶値+1」を含む)に等しいコイン、または1勝利点(現在の船舶値を問わない)。
訳注:航行=間接隣接ヘクスに「地形の変換/住居の建設」を行うことです)
訳注:「現在の船舶値」はパーレート自身の船舶値と思われます)
訳注:船を持たないファキアの絨毯飛行やドワーフのトンネル工事では、能力が発動しないと思われます)


砦能力:
砦を建てた直後に1回だけ、恩恵タイル1枚を得ます。
さらに各ラウンドの収入フェイズ中、他勢力が持っている恩恵タイル1枚を選び、その効果をコピーします(砦を建設したラウンドは使えず、教団トラックは進まず、パイレート自身が持っている恩恵タイルも選べません)。

その他:
船の改良コストが1司祭+2コインと、他勢力よりも2コイン安くなっています。

コストの安さを活かして早めに船舶値を上げておけば、他勢力が住居をバラ撒くラウンドに相当な量のコインを獲得できます。
中盤から7コインのパワーアクションを取り合う『テラミスティカ』では非常に強力そうです。

砦能力も使い勝手が良さそうで、欲しい恩恵タイルの取り逃しを気にせずに済みます。
通常は収入系をコピーして資源を蓄え、ここぞと言うラウンドで得点系をコピーして勝利点を重ねていけるのは明らかに強いでしょう。
コストが4労働者+6コインと安く、3パワー収入があるのも強み。





参照リンク:
『テラミスティカ』 7つの新勢力 (ファン拡張)
『テラミスティカ:氷と炎』 3つの新勢力 (ファン拡張)
『テラミスティカ』 7つの新勢力 その2 (ファン拡張)
『テラミスティカ』 7つの新勢力 その3 (ファン拡張)
『テラミスティカ』 7つの新勢力 その4 (ファン拡張)

『テラミスティカ』 アイドレーターとケンタウロスの改良 (ファン拡張)
『テラミスティカ』 ファキア強化版 (ファン選択ルール)
『ガイアプロジェクト』のアンバス人とネヴラ人が『テラミスティカ』に参戦 (ファン拡張)

テラミスティカ:アーティファクト (ファン拡張)
テラミスティカ:荒波 (ファン拡張)
テラミスティカ:新ボーナスカード14種 (ファン拡張)

『テラミスティカ』 1人用キャンペーンルール (ファン拡張)
『テラミスティカ』 6-7人用ルール (ファン拡張)
『テラミスティカ』 序盤の展開を早める非公式な初期配置案

『テラミスティカ』 非公式2-3人戦マップの改定案
『テラミスティカ』 2人専用マップ (ファン拡張)

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posted by okanenainde at 05:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする