2019年06月28日

『ガイアプロジェクト:マスターオブオリオン』に調整が入った (ファン拡張)

追記:
 人類(Humans):青 の「良き交易人」を修正しました。







以前、当ブログで紹介した4Xストラテジー『Master of Orion』の種族を『Gaia Project』に落とし込んだファン拡張に調整が入りました。

『マスターオブオリオン』の14種族が『ガイアプロジェクト』の勢力として参戦 (ファン拡張)

調整が入ったのは10勢力ですが、全14勢力の能力を載せておきます。
旧版から調整が入った部分は青字で表しています。

調整が入らなかった4勢力
-  メクラー族(Meklar):灰 
-  シリコイド族(Silicoids):橙 
-  アンタラン族(Antarans):赤 
-  ブルラシ族(Bulrathi):赤 

- 入植:惑星上に鉱山を建設することです。
- 建設/建てる:「鉱山の建設」アクションの他に、鉱山以外の建造物を惑星上に配置する意味で使う場合があります(例:惑星首府を建設)。
- 建造物アクション:「鉱山の建設」と「建造物の改良」アクションの総称です。
- 近隣エリア:その建造物から2スペース以内の範囲を指します。

ルールに関係のないフレーバーテキストは訳していません。

※混同を避けるため英語版の表記を使っています。
・(パワー)ゲイン=パワートークンの獲得
・(パワー)チャージ=パワーの獲得
・受動チャージ=受動アクション:パワーの獲得





 人類(Humans):青 

Human2.3.jpg

能力:
1.植民船
「植民船」と呼ばれる鉱山1つでゲームを開始します。
アクションマーカーの上に鉱山を置いて植民船を表します。
初期配置は(ゼノ族を含む)他勢力の後、かつダー・シュワーム人の前に行います。

手番ごとに1回、フリーアクションとして(メインアクションの前または後に)、植民船を到達可能距離の範囲で移動できます。
一旦、初期配置の母星から移動した植民船は外宇宙スペースにのみ存在でき、どの惑星上にも戻れません。

植民船は惑星と見なしません。
植民船は衛星と干渉しませんし、新しい種類の惑星でもありません。
植民船を他の建造物に改良できません。

植民船を同盟に組み込めます。
同盟の一部になった植民船は移動能力を失い、その場にゲーム終了まで留まり続けます。

植民船の移動は、建造物アクションではないので、受動的なパワーの獲得(受動チャージ)は発生しません。
植民船は、近隣エリアで行われた他勢力の建造物アクションにより、受動的なパワーを獲得できます。
植民船の近隣エリアにある他勢力の鉱山は「2鉱石+3クレジット」で交易所に改良できます。

人類の到達可能距離が2以上なら(Q.I.C.や距離+3のラウンドブースターを使った場合を含む)、植民船は惑星を飛び越えた先の外宇宙スペースに移動できます。
1スペースずつ進むのではなく「最短距離でワープする」と考えれば良いでしょう。

到達可能距離を延ばす場合、「植民船の移動」と「鉱山の建設/ガイア計画の開始」のそれぞれに、Q.I.C.や距離+3ラウンドブースターを使う必要があります。
たとえば、人類の到達可能距離が1だった時……
1) まず1個目のQ.I.C.を支払って最大3スペース先まで植民船を移動
2) 移動先で2個目のQ.I.C.を支払い、最大3スペースの範囲にある惑星に鉱山を建設

衛星と干渉しない:
「衛星がある外宇宙スペースに、植民船を移動できる」「植民船がある外宇宙スペースに、衛星を配置できる」という意味です。
植民船が人類の同盟に組み込まれているかどうかは関係ありません。

植民船を同盟に:
パワー値1として同盟の一部にできます。

同盟の一部になった植民船:
以下のスペースに移動した植民船は、その同盟に組み込まれて移動能力を失います。
・人類の同盟を構築している衛星と同じスペース
・同盟を構築している建造物と直接隣接するスペース

シリコイド族は、植民船と直接隣接する惑星に入植できます。
ただし、植民船が初期配置の惑星にある(ゲーム開始後、まだ一度も移動していない)場合はできません。

鉱山1つにつき1勝利点のラウンドブースターを持ってパスした場合、植民船も鉱山1つとして数えます。
鉱山を対象とした上級技術タイルでも同様でしょう。

2.高度な外交
受動チャージを獲得する時、最もパワー値の高い建造物1つ分ではなく(『テラミスティカ』のように)該当する全建造物の合計分を得ます。
訳注
『テラミスティカ』のように「合計パワー値−1」の勝利点を失う必要があると思われます。

惑星首府能力:
1.良い取引
特殊アクションとして、手持ちのラウンドブースターをストックにある3枚中の1枚と交換します。
(交換して新しく手元に持ってきた)そのラウンドブースターの収入は獲得できませんが、特殊アクションおよびパスした時に勝利点を獲得する効果も使えます。

パス時に勝利点のラウンドブースターを「良い取引」で交換して手元からストックに戻した場合、その勝利点は獲得できません。
なぜなら「パス」のメインアクションを行っていないからです。

2.熟練の外交
受動チャージを獲得する時、対象の建造物から1つずつ、好きな順番で受動チャージできます。
ただし一部の建造物からだけ受動チャージすることはできません。
対象の建造物から全て受動チャージするか、一切しないかです。

その他:
初期資源5鉱石。

良き交易人:
フリーアクションとして、任意のパワーエリア(複数可)からガイアエリアに、パワートークンを移動できます。移動したパワートークン1個につき2クレジットを獲得します。
まずコストとして、任意のパワーエリアからガイアエリアに、パワートークン1個を移します。その後、フリー変換として(パワーエリア III からパワーエリア I に移した)1パワーにつき2クレジットを獲得します。




 サイロン族(Psilon):青 

Psilon1.2.jpg

能力:偉大な研究者
ゲーム開始時、科学の研究マーカーを1レベル進めることができる基本技術タイル1枚を獲得します。
つまり科学トラックの真下にある1枚、または下段にある3枚の中から1枚を選んで獲得するわけです。

結果として科学トラックのマーカーがレベル1に進みます。

惑星首府能力:創造的
特殊アクションとして1ラウンドに1回、技術タイル1枚を獲得します。ただし研究マーカーのレベルは進みません。
上級技術タイルも獲得できますが、条件(その研究がレベル4以上、緑色面の同盟タイルを赤色面に裏返す、基本技術タイル1枚を上書きする)を全て満たす必要があります。

その他:
初期資源2知識。
惑星首府収入に4パワーチャージなし。





 エレリアン(Elerians):白 

Elerian1.4.jpg

能力:
1.テレパス
近隣エリアの範囲が(通常の2スペースではなく)3スペースです。
訳注:
自分だけ範囲が1スペース広いため、受動チャージの獲得や交易所への改良コストで、他勢力よりも有利になります。

2.ガイア母星
初期配置の鉱山1つをガイア(緑)惑星に配置できます。
通常通り、鉱山を2つとも氷(白)惑星に配置しても構いません。

惑星首府能力:催眠術
最大でパワー値2の他勢力の建造物1つを「同盟の構築」アクションに組み込めます。
その建造物がある惑星上に衛星1つを置き、同盟の一部であることを表します(単に目印であって衛星とは見なしません)。
その建造物は、他の同盟を構築するエレリアンの建造物や衛星と、直接隣接できません。

催眠術を使われた側の勢力は、その建造物を依然として所有しているので、収入や受動チャージの獲得、同盟の構築を通常通りに行えます。
訳注:
催眠術で「暗黒惑星」や「メクラー族のガイア研究所」もエレリアンの同盟に組み込めます。

(ランティダ人の能力やクラッコン族の首府能力で)1つの惑星に建造物が2つ以上ある場合、その内の1つを催眠術でエレリアンの同盟に組み込めます。

「植民船」はエレリアンの同盟に組み込めません。
たとえ植民船が人類の同盟に組み込まれた後でも不可能です。

シリコイド族の建造物を組み込んだ場合、シリコイド族は(依然として)その建造に直接隣接するような入植ができます。

催眠術を使われた側の勢力は、エレリアンが同盟に組み込んだ建造物を、通常通りに改良できます。

最大でパワー値2:
他勢力の惑星首府と学院は、パワー値が3なので組み込めません。
惑星首府を建設したマッドアンドロイドの、母星上にある交易所と研究所も(首府能力でパワー値+1で計3になるので)組み込めません。

最終得点タイルの計算時、催眠術で同盟に組み込んだ他勢力の建造物は、エレリアンの建造物として数えません。

その他:
初期資源5知識。





 トリラリアン族(Trillarians):白 

Trillarians1.4.jpg

能力:
1.次元超越
フリーアクションとして、1知識を支払って到達可能距離を+2できます。
一度に2知識以上を支払ったり、Q.I.C.を一緒に支払ったりして、さらに距離を伸ばすこともできます。

2.新たな宙域タイルに初めて鉱山を建設するたびに、プレイヤーは即座に1知識を獲得します。
訳注:
その宙域タイルに他勢力の建造物があるかどうかは関係ありません。

惑星首府能力:
特殊アクションとして1ラウンドに1回、種類を問わず惑星の1つに入植できます。
その惑星は居住可能と見なします。
ただし鉱山の建設コストを支払う必要があります。
訳注:
到達可能距離の範囲内にある惑星の1つに入植できます。

居住可能と見なす:
惑星改造やガイア(緑)惑星ならQ.I.C.など、居住可能とするためのコストは必要ないという意味でしょう。

画像を見るに、次元横断(紫)惑星には鉱山を建設できません。

(惑星改造1段階につき2勝利点のラウンドに)この首府能力を使っても惑星改造による得点は発生しません。

その他:
初期資源5鉱石。
初期資源Q.I.C.なし。
初期パワートークン3/4/0。
惑星首府収入にパワーゲインなし。






 ダーロック族(Darlok):灰 

Darlok1.3.jpg

能力:
1.基本的な諜報活動
特殊アクション「諜報」として1ラウンドに1回、他勢力の基本技術タイル1枚を選び、自分の物であるかのように使用できます。
その技術タイルが即時系なら、直ちにその示されている物を獲得します。
収入系なら次の収入フェイズに、その示されている物を獲得します。

「諜報」を他の技術タイルに行うまで、現在諜報中の技術タイルを使用します。
収入系なら収入フェイズ毎に、その示されている物を獲得します。

同じ技術タイルは持てないという基本ルールにより、以下の制約3つを全て守る必要があります。
- ダーロック族が獲得済みの技術タイルは諜報できません。
- ダーロック族は諜報中の技術タイルを獲得できません。
- 諜報中の技術タイルと同じものは諜報できません。
訳注:
特殊アクション「4パワー獲得(チャージ)」の基本技術タイルを諜報した場合、次の手番以降に諜報中の技術タイルで特殊アクションを行って4パワーを獲得(チャージ)できるようになります。

諜報中の技術タイルに目印としてダーロック族の衛星駒を置くと良いでしょう。

諜報は例えば次のような使い方もできます。
・前ラウンド:1鉱石+1Q.I.C.の技術タイルを諜報
・現ラウンド:7勝利点の技術タイルを諜報
・次ラウンド:1鉱石+1Q.I.C.の技術タイルを再び諜報

諜報中の基本技術タイルが上級技術タイルで上書きされた場合、その技術タイルの効果はもう使えなくなります。
ただし、そのタイルを依然として諜報中という扱いです。
できるだけ早く他のタイルを諜報したいわけですが、やはり3つの制約は守らねばなりません。

2.隠密
1ゲームに1回のみ、既に他勢力のマーカーがある研究の5レベル目に、自分の研究マーカーを進めることができます。
ただし、この能力を使用するには5知識を支払う必要があります。
技術タイルの獲得では、この能力を使用できません。

「惑星改造」なら即座にストックから同盟タイル1枚を選んで獲得します。
「航法」なら即座に2つ目の暗黒惑星をボード上の外宇宙スペースに配置します。
訳注:
研究マーカーをレベル5に進めるための他の条件(その研究がレベル4、緑色面の同盟タイル1枚を赤色面に裏返す)も全て満たしている必要があります。

2つ目の暗黒惑星:
Q.I.C.やアクションマーカーなどで代用しましょう。

惑星首府能力:熟練の諜報活動
即座に1回のみ、他勢力が獲得済みの上級技術タイル1枚を選びます。
ゲーム終了時まで、その上級技術タイルをダーロック族も獲得したものと見なします。
選ぶ際、該当の研究マーカーがレベル4以上でなくても構いませんが、緑色面の同盟タイル1枚が必要です。
訳注:
おそらくは基本技術タイルの上書きも必要ないのでしょう。

即座に勝利点を獲得する上級技術タイルを選んだ場合、即座に対応する勝利点を獲得します。

その他:
特になし。





 メクラー族(Meklar):灰 

GaiaProject_Meklar.jpg

能力:
研究「人工知能」と「ガイア計画」が各レベル1でゲームを開始します。

惑星首府能力:ガイア研究所
鉱山の代わりにガイアフォーマーを建造物「ガイア研究所」として建設できます。
ガイア研究所の建設は、鉱山の建設ルールに従います。

勢力ボード上、またはガイア(緑)惑星上のガイアフォーマーを、ガイア研究所として建設します。
ガイア研究所の建設コストは2鉱石と5クレジットです。

ガイア研究所に収入はありませんが、建設時に1回のみ、技術タイル1枚を獲得します。
訳注:
ガイア(緑)惑星上にガイアフォーマーがある場合、建設コスト2鉱石と5クレジットを支払えば、即座に(勢力ボード上に戻したりせず)そのガイアフォーマーをガイア研究所として建設した扱いになります。
もちろん通常通りに鉱山を建設して、そのガイアフォーマーを勢力ボード上に戻しても構いません。

ガイア研究所は他の建造物に改良できません。

画像を見るに、ガイア研究所はパワー値2の建造物として扱うようです。
「受動チャージ」「同盟の構築」「最終得点タイルの計算」などでも、他の建造物と同じ扱いをするのでしょう。

ガイア(緑)惑星への入植ごとに3勝利点の基本技術タイルを持っている場合、ガイア研究所をガイア(緑)惑星に建設すれば3勝利点を獲得します。
ガイア(緑)惑星への入植ごとに得点のラウンドでも同様です。

ガイア(緑)惑星に入植しても、ガイア研究所は鉱山ではないので、鉱山による得点は獲得できません。

その他:
基本収入に1パワーゲイン。





 サックラ族(Sakkra):茶 

Sakkra1.5.jpg

能力:
1.産卵
サックラ族の建造物アクションにより、他勢力1つ以上が受動チャージを獲得した時、サックラ族はガイアエリアに1パワーゲインを獲得します。
そうでなければサックラ族は1パワーチャージを獲得します。
訳注:
『テラミスティカ』シェイプシフターの能力とほぼ同じです。
ただし対象の全他勢力が受動チャージを拒否した場合だけでなく、「受動チャージできない」場合にも、サックラ族は1パワーチャージを獲得します。

受動チャージできない:
- パワートークンがパワートレイ I と II に1つもない。
- (タクロン族のみ)惑星首府を建てていない。

早い話が「近隣エリア内に他勢力の建造物(または人類の植民船)がある所で、サックラ族が建造物アクションを行ったら、必ず1パワーゲインまたは1パワーチャージを獲得できるわけです。

パワートークンを全く動かせない状態では、受動チャージできません。
つまり「実際にはパワートークンを動かせないのに、受動チャージしたという扱いにして、サックラ族に1パワーゲインを与えない」というルール運用はできません。

2.研究エリア「ガイア計画」レベル1でゲームを開始します。

惑星首府能力:高繁殖
ガイア(緑)惑星と沼沢(茶)惑星上にある鉱山のパワー値が「2」になります。

その他:
フリーアクションとして、ガイアエリアにあるパワートークンを破棄すれば、即座に以下の資源を獲得します。
- 1パワートークン破棄で1クレジット
- 2パワートークン破棄で1鉱石または1知識
- 3パワートークン破棄で1Q.I.C.

初期パワートークン2/4/0。





 ノーラム(Gnolam):茶 

Gnolam1.2.jpg

能力:大交易商
フリーアクションとしてクレジットを他の資源を変換できます。
- 1クレジットを1パワーチャージに
- 4クレジットを1鉱石に
- 5クレジットを1Q.I.C.に


惑星首府能力:交易研究所
ノーラムの研究所は交易所でもあるものと見なします。
各研究所は3クレジットの収入があり、交易所による勝利点も獲得します。
訳注:
交易所による勝利点とは「上級技術タイル」「ラウンドブースター」「ラウンド得点タイル」で獲得する勝利点を指すと思われます。

その他:
初期研究「経済」レベル1。





 ルシャン族(Mrrshan):黄 

Mrrshan1.3.jpg

能力:
Q.I.C.アクションを行った時、即座に「支払ったQ.I.C.の個数−1」に等しい知識を獲得します。

惑星首府能力:狩猟本能
特殊アクションとして1ラウンドに1回、「手番を連続で2回」または「何もしない」のどちらかを行います。

その他:
初期資源Q.I.C.なし。

基本収入に1Q.I.C.。
惑星首府収入が4パワーチャージ+1Q.I.C.。
(旧版から惑星首府収入の1パワーゲインが削除)





 クラッコン族(Klackon):黄 

Klackon2.5.jpg

能力:
1.非創造的
1ラウンド中に進めることができる研究マーカーは1つだけです。
この不利な制限は学院のどちらか1つを建設すればなくなります。
訳注:
同じ研究マーカーであれば1ラウンド中に何レベル進めても構いません。

2.初期研究として「惑星改造」レベル1、または「経済」レベル1の、どちらか1つを選んでゲームを開始します。
ただし選ばなかった方の研究は、ゲーム中にレベルを進めることが一切できません。
訳注:
クラッコン族を選択した直後、どちらかにするかを選びます。
選ばなかった方を間違って進めてしまわないように、その研究トラックにはマーカーを置かず、手元に置いておくと良いでしょう。

学院を建てるまでは、いずれかの研究レベルを進める際に、その手元のマーカーを新しいレベルに置くようにします。
例えば、経済をレベル1からレベル2に進める場合は、研究トラックの経済レベル1とレベル2にマーカーが置いてある状態にします。
さらに経済のレベルを進めるならレベル2に置いたマーカーをレベル3に上げます。
こうすることで現在のラウンドで、どの研究レベルを進めたかが分かりやすくなります。
ラウンド終了時、その研究トラックに置いてある、レベルが低い方のマーカーを手元に戻します。

惑星首府能力:地下集会所
1つの惑星に建造物を2つ建設できるようになります。
ただし2つ目の建造物は改良できません。
訳注:
2つ目の建造物=鉱山は、鉱山の建設コストだけで入植できます。
惑星改造やガイア(緑)惑星ならQ.I.C.など、居住可能とするためのコストは必要ありません。

1つのガイア(緑)惑星に建造物を2つ建設しても、入植しているガイア(緑)惑星の数は「1」として扱います。

ガイア(緑)惑星への入植ごとに3勝利点の基本技術タイルを持っている場合、地下集会所の効果でガイア(緑)惑星に入植しても、3勝利点は獲得できません。

「地下集会所」の効果で建設した鉱山も、パワー値1の建造物として同盟の構築に組み込めます。

最終得点タイルの計算時、「地下集会所」で建設した鉱山も、クラッコン族の建造物の1つとして数えます。

その他:勤勉な社会
3つ目の鉱山収入が1鉱石。
1つ目の交易所収入が4クレジット。
研究所の基本収入が0知識+4パワーチャージ。
惑星首府収入が1鉱石+1パワーゲイン。
初期パワートークン5/2/0。






 シリコイド族(Silicoids):橙 

GaiaProject_Silicoids.jpg

能力:反発力
初期配置を除いて、他勢力の建造物と直接隣接する惑星には入植できません。
訳注:
「建造物の改良」アクションは直接隣接していても行えます。

以下の物には直接隣接して入植できます。
- 衛星
- ガイアフォーマー
- 人類の「植民船」
衛星扱いであるダー・シュワーム人の宇宙ステーションにも直接隣接できるはずです。
ただし、人類の「植民船」が初期配置の惑星にある(ゲーム開始後、まだ一度も移動していない)場合、その惑星に直接隣接するような入植はできません。

メクラー族の「ガイア研究所」は建造物なので直接隣接できません。

シリコイド族の建造物が、エレリアン族の惑星首府能力「催眠術」に組み込まれた場合、(依然として)その建造に直接隣接するような入植ができます。

シリコイド族の建造物がある惑星に、ランティダ人が能力で入植した場合、その建造物に直接隣接するような入植はできなくなります。


惑星首府能力:
1.溶岩生物
追加コストなしで次元横断(紫)惑星に鉱山を建設できるようになります。
次元横断(紫)惑星は新種の惑星と見なします。
訳注:
追加コスト:
惑星改造やガイア(緑)惑星ならQ.I.C.など、居住可能とするためのコストを指すのでしょう。
鉱山の建設コスト自体は通常通りに必要なはずです。

「新種の惑星」と見なすので暗黒惑星と同じく、惑星の種類数に関係するタイル類やQ.I.C.アクションに影響するのでしょう。

2.建造物を他勢力と直接隣接して建設できるようになります。
ただし建設コストとして、追加の1Q.I.C.を支払う必要があります。

その他:
岩喰らい:
他勢力と比べて、入植する時に必要な惑星改造が1段階ずつ少なくなっています。
訳注:
つまり隣接色の惑星(赤と黄)には惑星改造なし、鉱山の建設コストのみで入植できます。

初期研究「人工知能」レベル1。





 アルカリ族(Alkari):橙 

Alkari1.2.jpg

能力:
1.生まれついての航法士
到達可能距離を+1します。

2.研究エリア「航法」レベル1でゲームを開始します。
訳注:
ゲーム開始時から到達可能距離が1+1=「2」なのですね。

惑星首府能力:
1.惑星首府を建設したら即座に1回のみ、研究エリア「航法」の基本または上級技術タイルを獲得します。
上級タイルを獲得する場合は、条件(その研究がレベル4以上、緑色面の同盟タイル1枚を赤色面に裏返す)を全て満たしている必要があります。
訳注:
上級技術タイルを獲得する条件として、基本技術タイルを上書きする必要もあるはずです。

2.獲得済みの各同盟タイルは、特殊アクション「3パワー獲得(チャージ)」として使用できます。
訳注:
その特殊アクションを行ったらアクションマーカーを重ねて、使用済みだと分かるようにしましょう。

その他:
初期パワートークン0/4/0。





 アンタラン族(Antarans):赤 

GaiaProject_Antarans.jpg

能力:無政府主義
通常ルール(建造物の合計パワー値7以上と衛星)では同盟を構築できません。
代わりに独自のパワーカウンターで0から15の値を数えます。

パワーカウンターが15に達していれば「同盟の構築」アクションを行えます。
「同盟の構築」アクションを行ったらパワーカウンターを0に戻します。

パワーカウンターの値を増やすには、2通りの方法があります。
- アンタラン族が受動チャージを獲得した時、そのパワー分だけパワーカウンターが増えます。
- フリーアクションとして、パワートークンをパワーサイクルのエリア III からエリア I へと移動させるごとに、パワーカウンターが1増えます。
訳注:
2つ目の方法でパワーカウンターを増やす場合は、そのパワーを資源に変換できません。

惑星首府能力:
1.即座に1回のみ、研究マーカーを1つ選んで1レベル進めます。

2.上級技術タイルを獲得する時、基本技術タイルを上書きする必要がなくなります。
訳注:
基本技術タイルを持っていなくても上級技術タイルを獲得できるようになります。

上級タイルを獲得する場合、他の条件(その研究がレベル4以上、緑色面の同盟タイル1枚を赤色面に裏返す)を全て満たしている必要があるはずです。

その他:
惑星首府の収入がパワートークン1個の代わりに1知識になっています。

資源のフリー変換で1鉱石を1知識に、または1知識を1鉱石に変換できます。
ただし、この変換を行うごとにパワートークン1個を、パワーサイクル(エリア I から III のいずれからでも) からガイアエリアに移動する必要があります。





 ブルラシ族(Bulrathi):赤 

GaiaProject_Bulrathi.jpg

能力:
惑星改造を行うごとに2パワーチャージを獲得します。

惑星首府能力:
同盟タイルを獲得する毎に3知識を獲得します。

その他:
初期研究「惑星改造」レベル1。
基本収入2鉱石+0知識。





参照リンク:
プレインズウォーカーが『ガイアプロジェクト』に参戦 (ファン拡張)

『ガイアプロジェクト:動物惑星』 ペンギンと砂虫の新勢力 (ファン拡張)
『ガイアプロジェクト:動物惑星』 ドラゴンと鶏の新勢力 (ファン拡張)
『ガイアプロジェクト:動物惑星』 アザラシとラクダとワニの新勢力 (ファン拡張)
『ガイアプロジェクト:動物惑星』 アザラシとラクダとワニの新勢力 (ファン拡張) その2
『ガイアプロジェクト:動物惑星』 アザラシとラクダとワニの新勢力 (ファン拡張) その3

『マスターオブオリオン』の14種族が『ガイアプロジェクト』の勢力として参戦 (ファン拡張)
ガイアプロジェクト用ファン拡張『マスターオブオリオン』のPSDデータが公開
『テラミスティカ』 21の新勢力 (ファン拡張)
『エクリプス』の7種族が『ガイアプロジェクト』の勢力として参戦 (ファン拡張)
『ガイアプロジェクト:マスターオブオリオン』 ダーロック族の弱体化案 (ファン拡張)

『ガイアプロジェクト』 画像を一新した勢力ボード (ファン拡張)
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