『ガイアプロジェクト』 緑・紫・黒の6勢力 （ファン拡張）

本日はBGGから『ガイアプロジェクト』の新しいファン拡張を紹介します。
ガイア惑星、次元横断惑星、外宇宙を母星とする全く新しい勢力です。
（外宇宙は惑星じゃないけど、まぁ便宜上）

6 New Factions: Black-Green-Purple Colors (W.I.P)

まだテストプレイの最中なので何度も変更があるでしょうが、とりあえず現時点のルール解釈で訳していきます。

- 入植：惑星上に鉱山を建設することです。
- 建設／建てる：「鉱山の建設」アクションの他に、鉱山以外の建造物を惑星上に配置する意味で使う場合があります（例：惑星首府を建設）。
- 建造物アクション：「鉱山の建設」と「建造物の改良」アクションの総称です。
- 近隣エリア：その建造物から2スペース以内の範囲を指します。

ルールに関係のないフレーバーテキストは訳していません。

※混同を避けるため英語版の表記を使っています。
・（パワー）ゲイン＝パワートークンの獲得
・（パワー）チャージ＝パワーの獲得
・受動チャージ＝受動アクション：パワーの獲得

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 トレント（Treants）：緑



能力：
（ガイア惑星と次元横断惑星を除いて）どの惑星であれ、入植する時の居住可能コストとして惑星改造2段階が必要です。
（訳注：『テラミスティカ』のジャイアントですね）

（母星である）ガイア惑星への入植に居住可能コストは必要ありません。到達可能範囲内にあるガイア惑星に、通常の建設コストを支払うだけで入植できます。

次元横断惑星への入植は基本セットの勢力と同じです。研究「ガイア計画」のレベルを進め、ガイアフォーマーを配置して、次ラウンドまで待ちましょう。


首府能力：
特殊アクションとして、1ラウンドに1回、無料で惑星改造2段階を獲得します。


その他：
初期研究「経済」レベル1。

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 スペースエルフ（Space-Elves）：緑



能力：
基本7色の惑星に入植する時、居住可能コストとしてQ.I.C.1個が必要です。そして同じ種類の基本惑星に入植していく毎に、必要なQ.I.C.が1個ずつ増えていきます（1つ目の鉱山はQ.I.C.1個、2つ目はQ.I.C.2個、3つ目はQ.I.C.3個など）。敵勢力の母星に入植する時には、さらに追加のQ.I.C.1個が必要です。ただし、居住可能コストとしてQ.I.C.を何個支払おうと、鉱山の建設コストは変わりません。

（母星である）ガイア惑星への入植に居住可能コストは必要ありません。通常の建設コストを支払えば、到達可能範囲内にあるガイア惑星に入植できます。

次元横断惑星への入植は基本セットの勢力と同じです。研究「ガイア計画」のレベルを進め、ガイアフォーマーを配置して、次ラウンドまで待ちましょう。


首府能力：
ガイア惑星を除いて、惑星上にある建造物のパワー値が、それぞれ1増えます。


その他：
初期研究「人工知能」レベル1。

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 トランスルーセント（Translucent）：紫



能力：
（母星である）次元横断惑星に入植する時、居住可能コストとしてQ.I.C.1個が必要です。

次元横断惑星を除いて、惑星に入植する時、居住可能コストとしてガイアフォーマーを配置する必要があります。敵勢力の母星にガイアフォーマーを配置する場合は、2倍のパワートークンをガイアエリアに移す必要があります。
（訳注：ガイアフォーマーの設置は通常通り、研究「ガイア計画」のレベルに応じたパワートークンをガイアエリアに移します）

そして（次ラウンドのガイアフェイズを待つことなく）次の手番には、鉱山の建設コストを支払えば、その惑星に入植できます。そこに配置していたガイアフォーマーを、勢力ボード左上のガイアエリアに移します。

次ラウンドのガイアフェイズ中に
・ガイアエリアのパワートークンをパワーエリア I に移します
・ガイアエリアのガイアフォーマーを、勢力ボード右上のガイアフォーマー置き場に戻します。
（訳注：ガイアフォーマーを配置したまま、次ラウンドのガイアフェイズが来ても、その惑星は変化しません。ガイア惑星タイルを置いたりもしません）


首府能力：
特殊アクションとして、1ラウンドに1回、6チャージを獲得します。


その他：
初期研究「ガイア計画」レベル1。
初期パワートークン4/4/0。
基本収入が1鉱石＋1知識＋1Q.I.C.。
惑星首府の収入が1Q.I.C.＋1ゲイン。

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 アンシーン（Unseen）：紫



能力：
基本7色の惑星に入植する時、居住可能コストとして惑星改造3段階が必要です。

ガイア惑星に入植する時、居住可能コストとして、通常通りにQ.I.C.1個が必要です。

（母星である）次元横断惑星に入植する時、居住可能コストは必要ありません。到達可能範囲内にある次元横断惑星に、通常の建設コストを支払うだけで入植できます。

次元横断惑星上の建造物を除いて、各宙域タイルに存在できる建造物は1つのみです。1つ目の鉱山を交易所に改良した後でも、2つ目の鉱山を（次元横断惑星上を除いて）同じ宙域タイルには建設できません。


首府能力：
新しい種類の惑星に入植する毎にQ.I.C.3個を獲得します。ただし惑星首府の建設よりも前に、既に入植している惑星は、新しい種類と見なしません。
（訳注：獲得する資源が違う以外は、ジオデン人の首府能力と全く同じです）

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 コメット（Comet）：黒



能力：
外宇宙スペースにのみ入植できます。

初期配置では最後（ダー・シュワーム人の惑星首府よりも後）に、外宇宙スペースに鉱山を1つのみ配置します。

（初期配置を含め）全ての建造物は、少なくとも惑星2つと隣接している必要があります。ただし次元横断惑星（紫）は、この場合の惑星として数えません。

研究「惑星改造」がレベル2以上になるまで、交易所を建設できません。
研究「惑星改造」がレベル4以上になるまで、惑星首府や学院を建設できません。


ゲーム中、到達可能範囲は「1」のまま固定です。
（訳注：Q.I.C.による範囲＋2も、ラウンドブースターによる範囲＋3も行えません。研究「航法」を進めること自体はできますが、何レベルになろうと到達可能範囲は「1」のまま変わりません）

同盟の構築はダー・シュワーム族と同じルールに従います。ただし合計パワー値が「5」の倍数毎に同盟の構築アクションを行えます。

同盟タイルによって獲得する勝利点が半分（端数切り捨て）になります。同盟の構築アクション、研究「惑星改造」レベル5、3Q.I.C.アクションのどれであっても半分になります。
（訳注：以下の上級技術タイルによる勝利点は通常通りに獲得します。ただし同盟を構築しやすい勢力なので調整が入る可能性はあります）


（訳注：次元横断惑星に置いたガイアフォーマーは一体どうなるのでしょう？ 鉱山を惑星上に建設できないという特性上、回収する手段もなく、ゲーム終了時までそのまま？）


首府能力：
新しい宙域タイルに入植する毎に4知識を獲得します。


その他：
初期研究「惑星改造」レベル1。
初期パワートークン4/0/0。

基本収入が1知識のみ（鉱石なし）。
6つ目の鉱山に鉱石収入なし。
惑星首府収入が4チャージのみ。

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 デヴァウアラー（Devourer）：黒



能力：
外宇宙スペースにのみ入植できます。

初期配置の鉱山2つは、それぞれ異なる宙域タイルの中央（外宇宙スペース）に置きます。

以降は鉱山を、少なくとも周囲5スペースに惑星のない、外宇宙スペースに建設する必要があります。この場合、次元横断惑星は「外宇宙スペース」として扱い、惑星として数えません。

ただし他の惑星と同じく、次元横断惑星にも入植はできません。そして、どの惑星上にもガイアフォーマーを配置できません。

近隣エリア（2スペース以内）に敵勢力の建造物がない場合、鉱山の建設コストは「1鉱石＋4クレジット」になります。

ガイアフォーマーを「建造物の1つ」として、鉱山の代わりに建設できます。ただし建設する以前に、まず研究「ガイア計画」のレベルを進めて、勢力ボード上にガイアフォーマーを持ってくる必要があります。
（訳注：建造物数として1つに数え、同盟の構築にも組み込めるはずです）

各ガイアフォーマーは
・建設コスト「2鉱石＋4クレジット」
・パワー値2
・収入1Q.I.C.
です。

建設したガイアフォーマーは、回収も改良もできず、その外宇宙スペースにゲーム終了まで残り続けます。


首府能力：
特殊アクションとして、1ラウンドに1回、（次元横断惑星を除く）惑星1つにマーカー1個を置いて、ゲームから除外したものとみなします。除外できるのは「到達可能範囲内にあり」「周囲6スペースが外宇宙で」「建造物のない」惑星のみです。この場合、次元横断惑星は「外宇宙」として扱い、惑星として数えません。そして次元横断惑星はゲームから除外できません。

除外した惑星は、入植した惑星の種類数として扱います。（この首府能力を使う毎にではなく）新しい種類の惑星を除外する毎に、基本または上級技術タイル1枚を獲得します。
（訳注：以下のタイルに影響します）



その他：
勢力ボード左上にガイアエリアがありません。

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参照リンク：
ガイアプロジェクト：七ヶ国 （ファン拡張）
プレインズウォーカーが『ガイアプロジェクト』に参戦 （ファン拡張）
『エクリプス』の7種族が『ガイアプロジェクト』の勢力として参戦 （ファン拡張）

『ガイアプロジェクト：動物惑星』 ペンギンと砂虫の新勢力 （ファン拡張）
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『ガイアプロジェクト：マスターオブオリオン』 ダーロック族の弱体化案 （ファン拡張）
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『ガイアプロジェクト』 画像を一新した勢力ボード （ファン拡張） その2
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