2019年09月06日

『3 on 3』 無料の2人専用アブストラクト

3on3_01.jpg

本日はBGGから『3 on 3』を紹介します。
積み重ねが可能な色違いの駒3個と、各色の点数を記録できるものがあれば遊べる、2人専用のアブストラクトです。
英文ルールだと少し分かりにくい部分があったので意訳してあります。

3 on 3 > The rules to 3 on 3





3 on 3
2人


【目的】
3色のうち1色が目標点に達した時、自色の点数が対戦相手よりも低ければ勝ちです。


【必要なもの】
・駒を置くためのスペース3ヶ所
(普段、ボードゲームを遊んでるテーブルがあれば十分)

・積み重ねることができる3色の駒が各1個
(ある程度の厚みがあるポーカーチップなど)

・各色の点数を記録するもの
(筆記用具や他のゲームから流用した得点ボードなど)


【準備】
ランダムに3色の駒を積み重ね、3ヶ所あるスペースの1つに置きます。

3on3_02.jpg
例:3ヶ所あるスペースA・B・CのうちスペースBに、上から黒・灰・白の順に駒を重ねて置きました。

各プレイヤーは3色のうち1色を、自分の色(自色)としてランダムに決めます。
スタートプレイヤーをランダムに決めます。
両プレイヤーで話し合って目標点を決めます(20点から30点を推奨)。


【ゲームの流れ】
手番プレイヤーは、スペース1ヶ所にある駒の中で一番上の1個を、他のスペース1ヶ所へと移動します。
そのスペースにある駒が1個だけなら、その1個を他のスペースへと移動します。
(上の画像であれば、スタートプレイヤーの第1手番は、黒駒をスペースAまたはスペースCへと移動)
移動先のスペースに他の駒があれば、その上に積み重ねます。
駒1個を移動したら対戦相手の手番になります。

スタートプレイヤーの第1手番を除いて、駒の移動には以下の制約があります。
・直前に対戦相手が移動した駒を元のスペースに戻すのは禁止
・直前に対戦相手が選んだ移動元と移動先を繰り返すのは禁止


スタートプレイヤーがスペースBから黒駒をスペースCに移動した後に、手番が回ってきたとします。
この時、手番プレイヤーは以下の移動を行えません。

・直前に対戦相手が移動した駒を元のスペースに戻すのは禁止
スペースCの黒駒はスペースBに戻せません。

・直前に対戦相手が選んだ移動元と移動先を繰り返すのは禁止
スペースBの灰駒をスペースCには移動できません。
なぜなら直前に対戦相手がスペースBからスペースCに移動したからです。

ですから現在、手番プレイヤーが行える移動は……
・スペースCの黒駒をスペースAに移動する
・スペースBの灰駒をスペースAに移動する

……のどちらかになります。

駒を移動したら、移動先に駒が何個あるのかを数えます。
その個数が、移動した駒の色の点数になります。

注意:
どのスペースから移動したかは関係ありません。
手番で移動させてない駒の色には点数が入りません。
プレイヤー色ではない3色目の点数も記録します。

3on3_03.jpg


【ゲーム終了】
いずれか1色が目標点以上になったら即座にゲームが終了します。
自色の点数がより低いプレイヤーの勝利です。
同点の場合、自色の駒がより高い位置にあるプレイヤーの勝利です。
それも同じなら引き分けです。


【選択ルール】
自色が対戦相手に分からないよう隠します。
これによりゲームに読みの要素が加わります。





参照リンク:
『Disloyal Royals(ディスロイヤル・ロイヤルズ)』 無料の2人専用トランプ遊び
『The Red Masque(赤の仮面舞踏会)』 無料の正体隠匿系カードゲーム
『SHŌBU(勝負)』 2人専用アブストラクト

『13 Sheep(13匹の羊)』 無料の紙ペンゲーム
『13 Sheep(13匹の羊)』 シートジェネレーター

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posted by okanenainde at 08:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする