2019年09月17日

『4 Warlords(四戦将)』 2人専用のトランプ遊び

本日はBGGから『4 Warlords』を紹介します。
通常のトランプ1組だけで遊べる2人専用カードゲームです。
手札から1枚ずつ同時に出して、計3枚のカードでポーカー風の役を競います。
良くは知りませんが『スリーカードポーカー』に近いのかなと。





4 Warlords
2人、15-30分


【準備】
通常のトランプ1組からジョーカーを取り除きます。
残りのカードを色(赤と黒)で分けます。
プレイヤーの1人が赤(ハートとダイヤ)、もう1人が黒(スペードとクラブ)を受け取ります。
各プレイヤーは受け取ったカードから絵札(J・Q・K)を全て抜き出して、自分の手札とします。
残りのカード(Aを含む数字札)をシャッフル、各自の山札とします。


【ラウンドの流れ】
各プレイヤーは自分の山札からカード3枚を引いて手札に加えます。
次に現ラウンドの戦将(Warlord)として、各プレイヤーは手札の中から「Q」または「K」1枚を選びます。
2人同時に戦将を公開して、自分の前に表向きで置きます。
各プレイヤーは選んだカードによって手札の引き直しを行えます(任意)。

Q:手札の数字札1枚を捨て札にして、山札からカード1枚を引く。
K:基本的に「Q」と同じだが(1枚ではなく)3枚まで。

手札の引き直しが終わったら戦闘が始まります。
各プレイヤーは手札の中から数字札1枚を選びます。
2人同時に公開して、自分の前に表向きで並べます。
これを「数字札3枚」が並ぶまで繰り返します。
より強い役(数字札3枚の組み合わせ)のプレイヤーが今回の戦闘に勝利します。

戦闘に勝利したプレイヤーは、敵の戦将を首級として受け取り、脇に置きます。
プレイヤーの1人が戦将を全て打ち取られたらゲーム終了です。

役の強さ

<強>
1.3カード(同じ数値3枚)
2.ストレート(連続する数値3枚)
3.フラッシュ(同じスート3枚)
4.1ペア(同じ数値2枚)
5.ハイカード(上記以外、いわゆるブタ)
<弱>

ポーカー > 同一の役が出来た場合の強弱 (ウィキペディア)

訳注:役が同じ場合は『ポーカー』と同じルールで勝敗を決める?)

「J」を戦闘中に出せば降伏できます。
同時に公開した時、数字札ではなく「J」を選んでいれば、戦将を失わずに済むのです。
ただし、今回の戦闘で公開した「J」および数字札を全てゲームから除外します。

戦闘が引き分けに終わった(訳の強さが全く同じだった、または2人とも同時に「J」を公開した)場合、特に何も起こりません。
各プレイヤーは戦将を含む、今回の戦闘で公開したカードを全て手元に戻し、次のラウンドを始めます。
訳注:2人とも「J」を出していた場合、公開したカードは除外?)

(ゲームから除外したカードを除いて)各ラウンドの終了時、数字札を全てシャッフルして山札を作り直します。





参照リンク:
『40 Barrels of Beer(40樽のビール)』 記憶と運の2-4人用トランプ遊び
『30 Points(30点)』 3人専用のトランプ遊び
『3 on 3』 無料の2人専用アブストラクト
『Disloyal Royals(ディスロイヤル・ロイヤルズ)』 無料の2人専用トランプ遊び
『The Red Masque(赤の仮面舞踏会)』 無料の正体隠匿系カードゲーム
『SHŌBU(勝負)』 2人専用アブストラクト

『13 Sheep(13匹の羊)』 無料の紙ペンゲーム
『13 Sheep(13匹の羊)』 シートジェネレーター


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posted by okanenainde at 08:35| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする