2019年10月14日

『Kathmandu(カトマンズ)』 ジャイプルに似た2人専用のトランプ遊び

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本日はBGGから『Kathmandu』を紹介します。
ジャイプル』っぽい2人専用カードゲームです。
通常のトランプ1組と2色のポーカーチップがあれば遊べます。





Kathmandu
2人、25分、10歳以上


【目的】
手札をメルドに組み替えていき、3ラウンド終了後の合計点が最も高いこと。


【内容物】
・通常のトランプ1組52枚
・トークン22枚(赤5枚+青17枚)
・点数を記録するための物


【ランクの強弱】
<強> A-K-Q-J-10-9-8-7-6-5-4-3-2-A <弱>


【ゲームの準備】
ディーラーはカード52枚をシャッフルします。
各プレイヤーに1枚ずつ、計10枚ずつになるよう、伏せてカードを配ります。
残りのカードは伏せたまま、ターブル中央に置いて山札とします。
各プレイヤーは赤トークンを1枚ずつ取り、自分の前に置きます。

残りの赤トークン3枚を、山札から少し離して置きます。
山札からカード2枚をめくり、赤トークン3枚の隣に表向きで並べます。
青トークンは各プレイヤーから取りやすい所に、まとめて置きます。
(これらは全て「場」にあるものとします)


【メルド】
手札からプレイできるカードの組み合わせをメルドと言います。
メルドには以下の2種類があります。

・グループ:異なるスートで同じランクのカード3枚または4枚
・シークエンス:同じスートで3枚以上の連番


【ゲームの流れ】
1回のゲームで3ラウンドを行います。
ディーラーではない方のプレイヤーから始めて、交互に手番を行っていきます。
手番プレイヤーは、以下の6アクションから1つを選んで行います(義務)。

1.メルド1組をプレイして青トークン1枚を得ます。プレイしたカードは伏せて捨て札にします。

2.手札からカード1枚以上を出し、その枚数と同じだけの赤トークンを場から得ます。出したカードは全て、場に表向きで並べます。

3.場にある赤トークンを全て得ます。得た赤トークンと同じ枚数のカードを山札からめくります。めくったカードは全て、場に表向きで並べます。

4.手元にある赤トークンを場に戻し、その枚数と同じだけのカードを場から得ます。

5.場に並ぶカード2枚と、自分の手札にあるカード2枚を入れ替えます。

6.場にある赤トークン1枚を得ます。山札からカード1枚をめくり、場に表向きで並べます。

各プレイヤーが手札として持てるカードは、常に10枚までです。


【ラウンドの終了】
2つある終了条件のうち、どちらか1つを満たせば現ラウンドが終わります。

・山札がなくなる。
・場の青トークンがなくなる。



【得点計算】
・青トークン:1枚につき+5点。
・赤トークン:1枚につき−2点。
・手札に残ったカード:1枚につき−1点。

各プレイヤーの点数をラウンド毎に合計します。
各ラウンド分の点数を合計して、より高いプレイヤーが勝者です。





参照リンク:
『Secret Agent(秘密諜報員)』 推理系トリックテイキング
『Thief!: Dragon's Treasure(盗賊!:ドラゴンのお宝)』 強欲と引き運の無料ゲーム
『Argute(アーギュート)』 スートなしのトリックテイキング
『Herrlof(ヘルロフ)』 2人用トリックテイキング(3人用ルールあり)
『Poker Squares(ポーカー・スクウェアズ)』 ポーカー役でビンゴ
『Más-Menos(マス・メノス)』 勝利条件がコロコロ変わる2人専用トリックテイキング
『Foreknowledge(予見)』 非対称の2人専用トリックテイキング
『Three Pips(3ピップス)』 相手のダイスと連番を作る2人専用ゲーム
『10 by 10(10×10)』 無料の2人専用PnPゲーム
『4 Warlords(四戦将)』 2人専用のトランプ遊び
『40 Barrels of Beer(40樽のビール)』 記憶と運の2-4人用トランプ遊び
『30 Points(30点)』 3人専用のトランプ遊び
『3 on 3』 無料の2人専用アブストラクト
『Disloyal Royals(ディスロイヤル・ロイヤルズ)』 無料の2人専用トランプ遊び
『The Red Masque(赤の仮面舞踏会)』 無料の正体隠匿系カードゲーム
『SHŌBU(勝負)』 2人専用アブストラクト

『13 Sheep(13匹の羊)』 無料の紙ペンゲーム
『13 Sheep(13匹の羊)』 シートジェネレーター

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posted by okanenainde at 10:09| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする