2019年11月05日

『Nine Virtues(九徳)』 ペアーズ用バリアントルール

NineVirtues_logo.png

本日はBGGから『Nine Virtues』を紹介します。
海外のボードゲーム雑誌で発表されたという『ペアーズ』のバリアントルールです。


Pairs: Muses』をイメージして作られたそうですが、もちろん他のペアーズでも問題なく遊べます。





Nine Virtues
3-6人、15分


【必要なもの】
ペアーズ1セット(デッキ)と点数を記録できるもの。


【ラウンドの準備】
(適当にディーラーを決めたら)デッキをシャッフルし、各プレーヤーに手札としてカードを6枚ずつ配ります。
次にプレイヤー1人につきカード2枚を、テーブル中央に表向きで並べます。
例えばプレイヤーが5人なら、10枚のカードを中央に並べるわけです。


【手番】
ゲームはディーラーの左側から始まり、時計回りに手番を行っていきます。
手番プレイヤーは以下の3つから、いずれか1つを行う必要があります。

・入札
テーブル中央からカード1枚を取り、自分の前に表向きのまま置きます。
例外:1はワイルドカードであり、入札で取ることはできません

・交換
手札のカード1枚をテーブル中央のカード1枚と交換します。
テーブル中央から取ったカードを手札に加えます。

・廃棄
テーブル中央のカード1枚を選んで廃棄します(ゲームから除外)。
ただし、各プレーヤーが手番を1回ずつ行うまでは、誰もこの「廃棄」を行えません

テーブル中央からカードがなくなったらラウンドが終了します。


【得点計算】
ランク(カードに書かれた数字)ごとに、手札にある枚数を比べ合います
枚数が最も多いプレーヤーは、そのランクに等しいポイントを得ます。
例えば「4」のカードが最多なら4点になります。
(入札で取ったカードは手札にあるものとみなしません)
同数最多の場合、該当プレイヤー全員が、そのランクに等しいポイントを得ます。


【1の宣言】
得点計算の前に「1」のカードを持っているプレーヤーは、どのランクにするかを宣言する必要があります。
1の宣言はプレイヤーたちが手札を公開する前に行います。
その後、ランクを順番にを上げていき、誰が最も枚数が多いのかを確認していきます。


【入札】
入札で取ったカードは、そのランクのカードを手札に最も多く集めるという意思表示です。
入札と同ランクのカードが手札に最も多くあれば(他プレイヤーと同数でも可)その入札カードのランクに等しいポイントを得ます。
失敗したなら、その入札カードのランクに等しいポイントを失います

誰の手札にも入札と同ランクのカードがなければ、全プレーヤーが0枚の引き分けになります。
手札のカードは(誰も1枚も持ってないから当然)0点ですが、その入札は成功となり、ランクに等しいポイントを得ます。


【最終得点】
各ゲームはプレイ人数に等しいラウンドを行います。
訳注:例えば3人なら3ラウンド、6人なら6ラウンド)
合計ポイントが最も高いプレーヤーの勝ちです。





参照リンク:
『Nine Virtues』 英文ルール
ペアーズ日本語版 - テンデイズゲームズ

『Nine Virtues(九徳)』 ペアーズ用バリアントルール
『Fancy(ファンシー)』 ペアーズ用バリアントルール
『Bitter(ビター)』 ペアーズ用バリアントルール
『The Cave(ザ・ケイヴ)』 ペアーズ用バリアントルール
『To the Moon(トゥ・ザ・ムーン)』 ペアーズ用バリアントルール
『Market Day(マーケットデー)』 ペアーズ用バリアントルール
『Lunch Rush(ランチラッシュ)』 ペアーズ用バリアントルール
『Captain's Orders(船長命令)』 ペアーズ用バリアントルール

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posted by okanenainde at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする