2019年11月06日

『Fancy(ファンシー)』 ペアーズ用バリアントルール

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本日はBGGから『Fancy』を紹介します。
海外のボードゲーム雑誌で発表されたという『ペアーズ』のバリアントルールです。


Pairs: Professor Elemental』をイメージして作られたそうですが、もちろん他のペアーズでも問題なく遊べます。





Fancy
3-6人、15分


【必要なもの】
ペアーズ1セット(デッキ)と点数を記録できるもの。


【概要】
1ゲームで何回かのラウンドを行います。
各ラウンドには8トリック(パーティ)を行います。
ディーラーはラウンド毎に時計回りに移っていきます。
各プレイヤーが1回ずつディーラーを行ったらゲーム終了です。


【ラウンドの準備】
デッキをシャッフルして、各プレイヤーに手札としてカードを8枚ずつ配ります。
各プレイヤーは自分の手札を見て、選んだカード2枚を左隣のプレイヤーに渡します。
ディーラーの左隣に座るプレイヤーが最初のトリックをリードします。


【トリック】
各トリックは開催されるパーティー1回を表します。
ポイントを得るために、最もファンシーな人になるか、自分よりもファンシーな人と一緒にいて注目されるかしましょう。

リードプレイヤーから始めて、時計回りの順に手番を行っていきます。
手番になったら手札からカード1枚を選び、自分の前に表向けでプレイします。
プレイしたカードはパーティのゲストを表します。

重要なルール:
1人のゲストが同じパーティに2回出席することはできません。
既にプレイ済みのゲストと同じカードをプレイすることはできますが、ポイントなしで破棄になります。


【トリックの得点】
各プレイヤーがカードを1枚ずつプレイしたら、そのトリックを以下のように得点計算します。

・注目の的:
最も数値の低いカードが、パーティ会場で最もファビュラスなゲストです。
そのゲストをプレイしたプレイヤーは、そのカードの数値に等しいポイントを得ます。
そのプレイヤーが次トリックをリードすることになります。

・取り巻き:
他の各カードは、自身と次に数値の低いカードとの差に等しいポイントを得ます。
例えば3・4・6・10がプレイされた場合、それぞれ3・1・2・4ポイントを得ます。
訳注:3のゲストは「注目の的」、他は全て「取り巻き」として得点計算します)

・破棄:
既にプレイ済みのゲストよりも後にプレイされた同じ数値のカードは破棄になります。
破棄になったカードは0ポイントです。

得点計算が終わったら、そのトリックでプレイされた全カードを捨て札にします。
注目の的をプレイしたプレイヤーが次トリックをリードします。

各ラウンドは8トリック行います。
各ゲームはプレイ人数に等しいラウンドを行います。
訳注:例えば3人なら3ラウンド、6人なら6ラウンド)


【ゲーム終了】
各プレイヤーが1ラウンドずつディーラーを行ったらゲーム終了です。
合計ポイントが最も高いプレーヤーの勝ちです。





参照リンク:
『Fancy』 英文ルール
ペアーズ日本語版 - テンデイズゲームズ

『Nine Virtues(九徳)』 ペアーズ用バリアントルール
『Fancy(ファンシー)』 ペアーズ用バリアントルール
『Bitter(ビター)』 ペアーズ用バリアントルール
『The Cave(ザ・ケイヴ)』 ペアーズ用バリアントルール
『To the Moon(トゥ・ザ・ムーン)』 ペアーズ用バリアントルール
『Market Day(マーケットデー)』 ペアーズ用バリアントルール
『Lunch Rush(ランチラッシュ)』 ペアーズ用バリアントルール
『Captain's Orders(船長命令)』 ペアーズ用バリアントルール

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posted by okanenainde at 00:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする