2019年11月09日

『The Cave(ザ・ケイヴ)』 ペアーズ用バリアントルール

TheCave_logo.png

本日はBGGから『The Cave』を紹介します。
海外のボードゲーム雑誌で発表されたという『ペアーズ』のバリアントルールです。


Pairs: Deadfall』をイメージして作られたそうですが、もちろん他のペアーズでも問題なく遊べます。





The Cave
3-6人、15分


【概要】
危険な怪物で溢れかえる謎のダンジョンへようこそ!
『The Cave(ザ・ケイヴ)』 では、手札からカードをプレイして地下牢に潜り、怪物を倒して財宝を持ち帰ろうとします。


【必要なもの】
ペアーズ1セット(デッキ)と点数を記録できるもの。


【準備】
デッキをシャッフルして、各プレイヤーに初期手札としてカードを配ります。
カード枚数はプレイ人数により、次のように変わります。

プレイ人数23456
カード枚数76554


次に、テーブル中央にカード5枚を表向きで並べて「洞窟」を作ります。
ディーラーの左側から始めて、時計回りに手番を行っていきます。


【手番が来たら】
手札からカード1枚を洞窟にプレイします。
そのカードで手番プレイヤーは、次のように洞窟に並ぶカード1枚以上を獲得します。

洞窟に、今プレイしたカードよりも数値の低いカードがあれば、その中で最も数値の近いものを、全て獲得します。
例えば、洞窟が「4・7・7・8・9」の時、"8"をプレイすれば("8"より小さくて最も近い)"7"を両方とも獲得するわけです。

今プレイしたカードよりも数値の低いカードがなければ、洞窟に並ぶ中で最も数値の高い(プレイしたカードと同じ数値でも可)ものを、全て獲得します。
例えば、洞窟が「4・5・7・9・10」の時、"4"(またはそれ以下)をプレイすれば"10"を獲得します。

プレイしたカードは洞窟に残ります。
獲得したカードは、ラウンド終了時に得点計算を行うために横に置いておきます。


【洞窟の補充】
洞窟に並ぶカードが5枚未満になった場合、デッキから補充します。
訳注:おそらく洞窟のカードが5枚になるように)
デッキがなくなったら洞窟の補充は行いませんが、手番は続けていきます。


【ラウンドの得点計算】
全員の手札がなくなるまで手番を行います。
その後、次のように得点計算を行います。

カードの数値ごとに、枚数を最も多く獲得したプレーヤーが、1ポイントを得ます。
その枚数よりも少なければポイントになりません。

例えば、誰かが"10"のカード3枚を獲得していて、他の誰もより多くの枚数を持っていない場合、その(3枚を獲得していた)プレーヤーは3点を得ます。
2人以上のプレーヤーが最多で同じ枚数だったなら、該当プレイヤーそれぞれが(等分などせずに)上記のポイントを得ます。

各ラウンドの終わりに得点を記録したら、ディーラーを左隣に移します。
各プレイヤーが1ラウンドずつディーラーになります。
プレイ人数に等しいラウンド数が終わったら、合計得点の最も高いプレーヤーがゲームに勝利します。





参照リンク:
『The Cave』 英文ルール
ペアーズ日本語版 - テンデイズゲームズ

『Nine Virtues(九徳)』 ペアーズ用バリアントルール
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『The Cave(ザ・ケイヴ)』 ペアーズ用バリアントルール
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posted by okanenainde at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする