2020年01月28日

『仏陀(Buddha)』 3-6人用トリックテイキング

Buddha_logo.jpg

本日はBGGから『Buddha』を紹介します。
ビッドあり、切り札あり、特殊札あり、マストフォローのトリックテイキングです。
無料公開中のファイルを印刷してカードを自作する必要があります。


Buddha - PnP (A4 Duplex)
カードの画像データ。

Buddha - A4 Scoresheet
得点用紙。

Buddha_back.png
カードの裏面。





Buddha
3-6人、30-60分、10歳以上


【内容物】
カード:計70枚
- 特殊札:14枚
- 数字札:56枚

Buddha_Yin.png
陰カード(特殊札):5枚
最弱のカード。

Buddha_Yang.png
陽カード(特殊札):5枚
元素カード(数字札)よりも強い。

Buddha_Yin-Yang.png
陰陽カード(特殊札):2枚
陰または陽カードとしてプレイ。

Buddha_BlackHole.png
ブラックホールカード(特殊札):1枚
プレイされたトリックは勝者なし。

Buddha_Buddha.png
仏陀カード(特殊札):1枚
最強のカード(ブラックホールを除く)。

Buddha_earth01.png Buddha_Water01.png Buddha_Fire01.png Buddha_wind01.png
元素カード(数字札):4色14枚ずつ、計56枚
地・水・火・風の4スート。
数値(ランク)は各1-14。
地は常に切り札。


【プレイ人数による変更点】
・6人戦:全6ラウンド
元素カードから数値14のカードを全て取り除く。
各プレイヤーに11枚ずつ配る(計66枚)。

・5人戦:全5ラウンド
各プレイヤーに14枚ずつ配る(計70枚)。

・4人戦:全4ラウンド
元素カードから数値12・13・14のカードを全て取り除く。
特殊札から陰カード1枚と陽カード1枚を取り除く。
各プレイヤーに14枚ずつ配る(計56枚)。

・3人戦:全6ラウンド
元素カードから数値11・12・13・14のカードを全て取り除く。
特殊札は各1枚だけを使い、残りを全て取り除く。
各プレイヤーに15枚ずつ配る(計45枚)。


【ビッド(獲得トリック数の宣言)】
各プレイヤーは手札を見て、現在のラウンドで何トリック勝てるかを、同時にビッドする。
全トリック終了後にビッド成功なら得点、1トリックでも違っていればビッド失敗で失点(後述)。


【トリックテイキングのルール】
通常のトリックテイキングのルールに従う。
リードプレイヤーから時計回りの順にカードを1枚ずつプレイ。
最も強い1枚をプレイしたプレイヤーが、そのトリックの勝者となり、次トリックのリードを行う。

・リードが元素カード:
可能であれば、同じスートをプレイする必要がある(マストフォロー)。

・リードが陰カード:
2枚目以降にプレイされた中で、最初の元素カードが現トリックのリードスートになる。

・リードが陽/仏陀/ブラックホールカード:
2番手以降のプレイヤーたちは任意の1枚をプレイする。

<例外>
マストフォローを無視して(手札にあれば常に)特殊札をプレイしても良い。

全プレイヤーが陰カード(または陽カード)をプレイした場合、リードプレイヤーがそのトリックの勝者になる。

ブラックホールカードがプレイされた場合、ブラックホールが未プレイなら現トリックの勝者になっていたはずのプレイヤーが、次トリックをリードする。


【得点計算】
各プレイヤーは自身のビッド数と獲得トリック数を比べる。

「ビッド数=獲得トリック数」ならビッド成功、でなければビッド失敗。
・ビッド成功:20点+獲得トリック数×10点
・ビッド失敗:ビッド数と獲得トリック数の差1につき−10点

「ビッド数=0」の時は得点計算が異なる。
・ビッド成功:20点+そのラウンドで成功した最大ビッド数×20点
・ビッド失敗:獲得トリック数1につき−20点

規定ラウンド終了後、合計得点が最も高いプレイヤーがゲームに勝利する。





参照リンク:
『いちばん近くのおばけ(The Closest Ghost)』 2人専用アブストラクト
『オリカ(Olika)』 3人用のトリックテイキング
『Bull Rally(ブルラリー)』 日本語ルール

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posted by okanenainde at 00:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする